カンセン。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ここ数日このブログでも大会の開催がどうとかいう記事が多くなっていますが、どこかの大会の発表を受けて判断をしているところもあるのでしょうか?
開催へと流れが変わってきている印象です(参考記事:前向きな発表)。

私も闇雲にやればいいとは思っていませんが、いの一番に自粛という選択肢では何も解決しないはず。今こそ工夫できる力を見せるとき!

 

 

さて、そんな流れに乗ってか乗らずか毎年12月に行われる大学女子駅伝の頂点を争う「富士山女子駅伝」が開催の方針を打ち出しました。


政府の緊急事態宣言が出されていないことや開催地の静岡県や自治体が同意しているという条件付きではあるものの前向きな発表に気持ちを明るくしている人はいるのではないでしょうか。
参加チームに関しては、大会前1週間以内に感染者が出た場合や当日に感染の疑いがある者がいる場合は出場が出来なくなります。沿道での応援は禁止、開会式も行わないほか、選手の移動はバスではなくチームごとのタクシー移動となり極力学外の人と接点を持たないような工夫がされるようです。

 

通常とは異なる形にはなりますが、それでも練習の成果をぶつける場が作られる方向であるということは明るい話題です。

 

チーム関係者に対しては管理は出来ると思います。ただ一般の人はどうでしょうか。
「自粛してください」
としか大会側は言えません。これに従ってくれる人ばかりじゃない…と思えてしまうのが昨今の流れ。一定数は従わない人が出るでしょう。
ちょっとくらいなら。
自分だけなら。

そんな一人の勝手な行動が、大会に関わった多くの人の努力を水の泡にしてしまうということもないとは言えません。
地域の人の協力があってこそ、初めて安全・安心に大会の運営ができます。そうなることを願うのみ。

 
 

観戦する人が誰もいない沿道で、感染を避ける…(書きながら思いついた)
カンセンしない!
これにつきます。テレビで応援!

 

 

ところで、男子の大学駅伝「全日本大学駅伝」は一足先に11月にも開催の方向です。こちらも体調管理チェックシートを提出するのはもちろんのこと、人が集まりやすい開閉会式や表彰も行わない。走り終えた選手のバスもゴールではなくスタート方面に戻るなど、今までとは全く違う流れになる模様。


この大会でも沿道での応援自粛の同意書も提出を求めていますし、関係者を管理することはサポートを含めてある程度可能であると思われます。

 


こちらも一般人の沿道応援などをどのようにするかが最大の課題となるのではないでしょうか。ひとりひとりの良識にかかっています。

 

カンセンしない、させない!

 

この先も選手が思いをぶつける場が、そして熱い戦いが見られるようになるために。