相支走愛のイベントについて。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

例年だとすでに先を見据えて、それぞれの目線で取り組めるイベントを企画しています。
走るコースを変えてみたり、距離や時間にテーマを置いてみたり、その時期のものを求めて楽しんでみたり。

 

定番となっているものも含めて、今年もいろんな企画をしていこうと思っています。

 

 

…が。

 

今も拡がり続ける新型コロナウイルスは未だに全容がわからず、適切な対応が出来ているとも考えにくい。政府が打ち出す方針は(予想通りに)後手に回ってその場しのぎ感はぬぐえない。

先日の記事でリレーマラソンへのエントリーをいったん保留にするという内容にも触れました(参考記事:出場予定について)。

 

この状況では、小規模とはいえイベントを新たに立ち上げるのは賢明ではないと考えています。

 

 

出来ることならなるべく多くの方にこの意識を持ってもらいたい。

外部から見たら全部「その業界の人」と見えてしまうことを。

 

肩身の狭い思いをしないために

たとえば100人の警官がいたとします。99人は鑑のような姿勢で取り組んでいても1人が何かをやらかした事件を目にしたら、「警察官は」と見てしまう人は一定数出てくるのではないでしょうか?

昨今では教員がそういう目線で見られることもしばしばです(それくらいに理解不能な事件が多いというのも事実ですが…)。

 

 

日常生活では喫煙者は一時期に比べると減ってはいますが、身の回りに一人もいない人という方はいないでしょう。その喫煙者の中でもマナーとルールを守って吸っている人もいれば、相変わらずポイ捨てするし周りにお構いなしで吸ったりしてる人もいる。

 

 
そういう一部の守っていない人間がいることで、ルールの中で行っている人の首を絞めるというのは理不尽極まりないと思いませんか?(まぁこういう他人の目線で考えられない人が増えてるのも事実ですが。政治家然り。)

冷たい目線はそのうち批判に

 

 

話はそれかけたような気がしますが、何とか戻せる気がします。やってみましょう。 

えいやっ。

 

 

そんなわけで、ランナーも同じなんです。

特に私も含めてランナーは街中を歩いていても「ランナーだな」とわかる服装が多く目立ちますから(笑)

 

大会は自粛してるかもしれない。

個人で気にしている方もいるかもしれない。

 

  

でも10名とかそれなりの人数で集団になって走ってたら、どう思いますか(思われるでしょうか)?

 

 

たぶん走っていない一般の方からすると「ランナーは…」とくくって考えるでしょう。私はそういう風にランナーの立場がちょっとでも悪くしたいとは思わない。 

自粛するばかりが対策ではないと思いますが、闇雲にやるというのも違う気がする。何が正解かわからないけれど、少なくとも積極的にイベントをやることは正解ではないと考えました。

 

 

「その人たちは自分には関係ない」

 

確かに見た目はそうです。でも、自分の趣味って巡り巡って誰かのおかげで出来ていることもあると思うんです。本当に何もかも自己完結できる趣味ならそれでいいと思いますが、ランニングはそれに該当しないと思います。

 
であれば、わざわざ敵(とまで言うと大げさかもしれませんが)を作るのは賢い選択でしょうか?

 

 

収束したときに、気持ちよく誰もが楽しめる環境であってほしい。そのために近所の方への配慮や「ありがとう」を表すために。

 

 

だからこそ、今はちょっと我慢。 

我慢の時。

 

 

 

体力をつけておくことは大事。メンタルを鍛えるのも大事。だからこそ、今は個人で爪を研ぐ時としておくのもいいのかもしれません。

 

好きなことに思い切り取り組める環境って、当たり前じゃないんだなと改めて感じました。

 

 

状況を見て、改めてお知らせしたいと思います。

落ち着いたら、バンバンやりますよっ!

皆の笑顔の素となれる場、それが相支走愛の目指す場所です。