頑張り方に違いを。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

運動やダイエットなど、何かのきっかけでやる気になったとき。

「頑張る」のはそれほど難しいことではありません。

 

でも頑張り続けるのは簡単ではないですよね。そんな時、もしかしたら頑張り方を変えると続けやすくなるかもしれません。

 

たとえば運動をするとき、「もうちょっとやろう!(やったら効果も上がるはず!)」と信じて回数や時間を増やすことは頑張りの一つの形ですし、案外出来るものです。

それが、ある程度習慣になってきたことであればなおさら。

 

 

一時であればいけますが、それが毎回続くと「しんどい」が先行してしまうこともあります。闇雲に強度を上げたりするのも同様。
同じ内容をこなすことをルーティンとする方が多いですが、同じ負荷を与え続けるのは変化には繋がりにくく、故障には繋がりやすいといえます。同じ部位に刺激を与えるのですから、想像はつくかと思います。

 

ですから負荷を下げる、あるいは別のことをやる、極端に言うと何もしないというのも方法の一つです。

 

そういった刺激の変化が成長や休息へと導き、あなたの理想の身体に繋がるきっかけになります。

 

 

やらないという頑張り方

冒頭でも触れましたが、「効果を出したい!」という気持ちが強かったり、実際に何かの変化を感じられると気分は上がってきてついつい一般的な「頑張り」をしてしまうことがあります。

 

 

もちろんやる気になることは大事ですし、負荷を与えることは成長に必須ではあります。

ただ続けすぎてしまうと、心身共にストレスの方が大きくなり違和感や痛み、怪我に繋がったり、やる気が出にくくなったりするかもしれません。

 

 

ある程度習慣になってくれば、数日休んだくらいでリセットされることはありません(日常生活を続けているという前提です。病気やけがで寝込んだとかは別の話)。

ボディメイク(ダイエット)でもチートデーを作るという方法も効果があるとされているように、違う流れをいれていくことは有効でしょう。

 

頑張らないことに力を割く。

 

 

これはやる気になっているときほど難しい。

でもそういう時にこそ大事にしてほしい感覚。手を抜くのとは違います。一生懸命に加減をするのです。

 

難しいことですが、是非取り入れてほしい。

 

トレーナーとして、手綱を引くわけじゃないですが「いい加減」をお伝えしたいと強く思った夜でした。