「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
2020年。東京オリンピックの年。もう一年無いわけです。私はチケット取れずじまいです(笑)
マラソンの代表権争いも佳境に入ってきました。MGCにて男女それぞれ2名ずつはすでに確定。3番手だった選手が有力候補となっています(参考記事:アツイ戦い)
男子は日本記録を超えて、かつ日本人1位である必要があります。これは決して楽ではない条件。(ちなみに女子は2時間22分22秒以内で、日本記録よりは3分ほど遅いタイムですから一概には言えませんが、男子よりはいくらか可能性があるかもしれません)
その男子の日本記録保持者でもあり、MGC3位で有力候補でもあるのが大迫傑選手。
彼は自身の記録が抜かれさえしなければ、代表にはなれるわけです。
しかし、大迫選手は今年3月の東京マラソンにエントリーをすることを選びました。
彼がここで記録更新をして日本人1位になれば文句なしでの代表になります。まさに力で奪いに行くという形になります。
大迫選手はきっと私が想像できないような理由でエントリーに踏み切ったのだと思いますが、純粋に勝負として面白くなったと思います。
ただ、もし出場して敗れたけれど記録更新者が出なかった場合には、「本当に大迫でいいのか」という意見が少なからず出てくる恐れもあります。(今のマスコミは批判的な目線に立つのが好きですからほぼ確実に出てくるでしょう)
リスクを抱えながらも、得るものがあると判断したのかもしれません。東京マラソンには、前日本記録保持者でもある設楽悠太選手、6分台の記録を持つ井上大仁選手など有力選手が最後の一枚の切符を狙って出場を予定しています。
そこを迎え撃つような構図になるわけです。
非常に興味深い!
ただ出走するかは確定ではなく、本人や当日の気象コンディションなどで判断するそうです。
こんな歓喜のゴールを切ることになるのか。
それとも違う選手が名乗りを上げるのか。その場合は日本新記録が生まれる瞬間でもあるのです。
まだ先ですし、東京マラソン以外にもびわ湖もありますが、大きな注目になることだけは間違いなさそうです。
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