やってないを受け入れる。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

あなたが取り組んでいるスポーツ(トレーニング)が何であっても、練習をすることが結果に繋がるということは共通です。でも、ただ練習をすれば伸びるかというとそうでもありません。もちろん最初は伸びていくでしょうけれど、そのうち大なり小なり壁にぶつかることが出てきます。

それは一種の慣れがそうさせている場合があります。

 

たとえばランナーで、「毎日のように走っているのになかなか速くならない」と言っている方は少なくありません。

そういう方はだいたい同じトレーニングをされています。同じ時間に決まった距離、決まった場所でいつもと同じペースで走る。
習慣に出来ていることは素晴らしいことです。私は習慣作りが得意ではないので、続けている方はそれだけで凄いと思います。健康のためであれば、それで十分。
しかし、目的が健康だけでなく記録も求めようとするのであれば、取り組み方が同じでは難しいのです。

 

トレーニングには原則というものが存在しています。いくつかあるのですが、ざっくりとまとめると「目的を持って行うことを前提として、ある程度の負荷のことを、さまざまな角度から取り組み、かつ継続すること」が大事になってきます。

つまり身体は刺激に対して反応をしていきます。それが成長だったり、時には良くない習慣の場合もあるでしょう。慣れてしまうとその刺激が小さくなり変化も小さくなっていきます。上記のような場合は、刺激が一定すぎて成長するだけのところに達していないのです。

普段やっていないことを、やってみる。これだけで成長を促すことに繋がるかもしれません。

 

受け入れ態勢

「いや、でも~」と拒否態勢の方と「おー、なるほど。やってみるか」という受け入れ態勢の方は後者の方が伸びやすいと感じています。

 

なんでも鵜呑みにすれば良いというわけではありませんが、自分が知らなかった情報であれば聞いてみて一度取り入れてみる価値はあると思うのです。その結果、合わないなと思えば切り捨てれば良い。最初から聞き流すのは、チャンスを見逃していると言っても過言ではないと思います。

 

やっていないことが、伸びしろと考えてみましょう。

中にはあなたにとってやらなくてもいいことがあるかもしれませんが、やってみてから判断すればいいのです。必要ないと思っていることでも、実は必要だったり、別の気づきがある場合もあります。

 

やっていないこと、そしてこの時期じゃないと出来ないことにじっくりと取り組んでみてはいかがでしょうか。

どんなことが必要か、自分では判断が難しいという場合にはご相談ください。私があなたの力になります。カウンセリングを通して見えてくることがあるかもしれませんよ。まずはinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。