衝撃を受けました。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

今日一番の衝撃。

競泳の池江璃花子選手が白血病…

 

耳にした瞬間、驚きのあまり言葉を失いました。

昨年もアジア大会で6冠と無双状態ともいえる快挙を成し遂げ、大会に出る度といってもいいほど自身の記録(日本新記録)を更新するほど成長をし続けています。来年のオリンピックでも有力な選手になるであろうまさに現役のトップアスリート。直近まで大会にも出たりしていたので、本当に「まさか」でした。恐らく本人が最もまさかであったとは思いますが…

 

一言に白血病と言っても、原因など種類も異なり対処も違うことは知っています。治りうる病気でもあると聞いたことがあります。でもその程度の知識ですし、出来ることはほとんどない。治ってほしい、それしかありません。

 

 

年始に行われた大会の三菱養和スプリントでは、「体のだるさを感じることが多くなっている。疲れの抜けが遅くなっている感じがする」という内容のコメントを残していました。本人は追い込んだ疲労だと考えていたのでしょう。

これが予兆だったのかもしれませんし、もしかすると純粋な疲労であったのかもしれません。今となってはわかりませんが…

 

彼女ほど高いレベルの能力を持ってトレーニングをこなしていたからこそ、「こんな状態は考えられない」と練習の内容や感覚、コンディションが上がらないことで以上に気付き、検査をしてわかったとのこと。普通だったら気が付かなかったかもしれないと思うと、見つかってよかった(よかったとかいったらいけませんが…)。

 

ひとまずは周りはそっとしておいてほしい。一番戸惑っているのは間違いなく本人だから。どんなに凄い記録を連発している世界規模でのトップアスリートでも、どんなに気丈なコメントを出していても、まだ18歳なんです。気持ちが落ち着くわけがありません。

30、40歳の人でも突然そんな病気であることを告知されて、冷静に話せますか?考えられますか?少なくとも私は絶対無理です。
周囲の大人は(’特にマスコミ)変なコメントを求めたりせずに、応援する気持ちを持って静かに待ってほしい。

 

オリンピックは大きな目標ではあっただろうけれど、身体と命あってのこと。まずは元気になれるように治療に専念してほしいです。

競泳の池江「選手」としてではなく、1人の人として乗り越えて元気になってほしい。

 

負けるな、池江さん!

 

 

 

自分にも病気でないにしろ、何が次の瞬間に起きるかわからない。こういうことは自分が経験しないと本気で考えることはなかなかできません。でも、ニュースを耳にしたとき、自分が抱えているものとどう向かい合っているか。考えさせられました。

 

今のままでは何もかもダメだ。

もっとやれる。やらないといけない。手から離れてしまう前に。