年内最後の大きな駅伝。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

今回は2018全日本大学女子選抜駅伝競走、通称「富士山女子駅伝」が開催されました。全日本でも優勝をした名城大学が大会記録で初優勝を飾りました。

序盤こそ先頭を譲る形ではありましたが、穴を作らず着実に繋ぎ、中盤以降の3連続区間賞で逆転、そして後続を突き放しました。最後まで気を抜かない強さもありました。その強さを発揮できる展開に持って行くのはさすがです。

こういった優勝経験を積むことでさらに底上げがされていくはず。来年以降も楽しみ。

 

 

もっと楽しみだったのが全日本選抜というチームで出場できなかった選手たちの連合チーム。今回は選抜チームが本当に「選抜」された選手の印象で、1~3区まで区間賞を取り先頭をひた走っていました。最終的には4位となりましたが、確実に大会を盛り上げたチームの1つとなりました。

特に2区区間賞の五島選手は世界大学クロカンでも4位と実績を残している力のある選手。実力通りと言えばそうなのかもしれませんが、本来のチームでなくても力を発揮できるのは凄いことだと思います。

 

大会6連覇を狙った立命館は、常に上位で順位が推移するも一度も先頭に出ることが出来ず3位に終わりました。地力はあることは結果も走りも証明していますが、優勝するには絶対的な軸は必要なのかなとも感じました。

 

大学の駅伝と言えば男子の箱根・全日本・出雲が注目されますが、女子にもこういうのがあるんだぞ、ともっと広がってほしい。
取り組める、力を注ぎやすい環境は選手だけでなく周りの力も必要だから。

選手・関係者の皆様おつかれさまでした。

 

 

年始もニューイヤーに箱根、都道府県対抗など大きな駅伝大会がたくさん。楽しみ!