「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。
全国的に大寒波が来ておりますが、あなたの住む地域は大丈夫でしょうか。
私は4年ほど前の大雪の時には長野県の山の方の町に住んでおりましたので、半日で車が埋まり、スーパーやコンビニから食材がきれいに消えたのを思い出しました。
お怪我などされませんよう、お気を付けください。
さて、(ほぼ)毎日をうたっておきながら、しばらくブログの更新が出来ておりませんでした。
流行の最先端を追い求めていたからです。
流行り。
そう、インフルエンザ。
国立感染症研究所による1週間ごとの発症者数のまとめによると、1/21までの1週間で前週に比べ一気に112万人も膨れ上がり約283万人(推計)となったそうです。
ほぼ全国まんべんなく警報レベル。特に鹿児島県、宮崎県を中心に九州地方が多くなっています。
これは統計を取り始めて最多の患者数とのこと。
さらに全体の30%は10歳未満と若い世代が流行の中心となっているデータが出ています。
私もまだ若いということか…などと言っている場合ではないですね。
出来ることを
日本国内の大多数の方が、働いたり生活のために外出をし不特定多数のヒトと触れ合うことになります。
ウイルス性のものですので、100%排除をすることは難しいでしょう。
それでも出来ることをしっかりと行うことで、感染リスクを下げる、あるいは感染した場合の重症化を防ぐことは可能です。
自らの心身の状態をなるべく良い状態に保っておくことは、意識さえすれば誰でも可能です。
- 心身を整える
インフルエンザだけに関わらず、あらゆるものへの抵抗力を上げるために出来る限りの休養・バランスの摂れた栄養が必要不可欠です。
バランスのとれた生活は安定した精神状態を生み、ストレスを感じる回数が少なくなると思われます。
- 環境を整える
自宅や自らの意志でコントロールできる環境であれば、空気を換えましょう。
加湿器の使用や濡れタオルをかけておくなどして、湿度を上げておきましょう。乾燥した空気はより活発にさせてしまいます。
もちろんマスクは無駄ではないでしょうが、かかっている人がしない限り十分な効果は上がりません。
全ての人にマスクをさせるわけにもいきませんから、自分の努力だけで出来る身体と住環境を整えるというのが一番大事になってきます。
食べ物で守る
もちろん口にするものは大事です。
風邪同様にビタミン類や代謝を促す栄養素を摂ることで、免疫力を高めておくことは効果的です。
たとえば納豆、はちみつ、梅干しといった「いかにも」健康そうな食材。
納豆菌は消化を活発にしたり、ウイルスと闘ってくれる乳酸菌を増殖・安定させたりと周りの助けをします。
はちみつは抗菌、抗酸化作用など。そして免疫や代謝に効果を持つミネラルが豊富に含まれています。
梅干しは抗菌作用は言わずもがなですが、「エポキシリオニレシノール」という成分はインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があるともされています。
細胞を作るために必要なたんぱく質が豊富な鶏肉はも良いですね。
それほど「特別な」ものではなく比較的一般的な食材でも十分に対処できます。
ちょっと意識をして身体に取り込んでみましょう。
「あれを食べたから大丈夫」
そう思えることが、身体の免疫力を高めるスイッチになるかもしれません。
体調に気をつけて、ウイルスにも負けずに寒波を乗り越えましょう!