「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
ウルトラ級のマラニックから一夜明け、ロボット化成功(参考記事:無事帰還)。
時代はロボットですよ、ネコ型じゃないけど。
ただ筋肉痛だけで、予想を超えるほどのダメージではない。唯一誤算なのは階段の下りが満足にできないこと(笑)
トレーニングを含めて万全の状態には程遠い中、これだけ動けたのはやってきたことが間違ってなかったのだと確信した。
こんな状況で身体のダメージを想定内にできたことは、普段からの取り組みや体のコントロールがある程度できていたからに違いない。
マラニックの神髄をみた
マラニックはマラソン+ピクニックの造語。
つまりは、遠足気分で楽しく行くという行程を「たまたま」ランニングという手段で行うもの。
ベースには「楽しむ」があるはずです。実際にこのイベントに参加をされている皆様はウルトラマラソンの経験豊富な方が非常に多く、そんな楽しむ雰囲気が伝わってきました。運営の方も同様。朗らかな雰囲気でした。
運営に携わってくださっている方もウルトラランナーばかりの様子。会話もなかなかに(いい意味で)変です(笑)
その輪にいる私もですが、全く経験値が違うなと感じながら。
慣れている方々がサポートしてくださるので、エイドなどにも期待。きっと痒い所に手が届くような、経験者じゃないとわからないところにも気配りがあるんじゃないか?と勝手に想像を膨らます。
受付時に絆創膏を準備している時点で、何かが違うのを感じました。
のほほんとした雰囲気ではありますが、距離は案内された地図におけるコース通りだと約146kmとのこと。相当の長距離。のほほんと出来る予感は皆無。
ちなみに私の過去最長走行距離は、村岡ダブルフルウルトラランニング勇者の道での120kmですから、まったく未知の世界なわけです。不安。
このマラニックは毎年開催をされているようで、1年ごとに周回の方向を変えているようです。今年は時計回り。来年は反時計回りになるわけですね。毎年参加をするとしても、同じコースにもかかわらず飽きない設定。単純だけれど凄い。
淡路島という自然豊かな場所。しかも最近は各地で名物も出来てきていますから、そういった楽しみも含めてマラニックらしい場所もたくさんある気がします。あとは楽しむ余裕が自分にあるかどうか(笑)
スタート時間は、申し込み時に希望時間の自己申告をしています。そこに走力を加味して10時、12時、14時と3つのグループに分けられます。制限時間は翌日の12時。
ですから最長26時間、最短22時間という長丁場。しかも受け入れの関係で翌朝6時以降でなければゴールはできないという条件付き。そこはまぁ、私が心配する必要のない時間ですが。心配しないといけないのは制限時間!大丈夫か??
3グループの中で最も多いのは10時。今回は40名ほどがこのグループで出発したようです。一番時間が長いので、その分じっくりと楽しめるのだと思います。
2番目の12時が17名。このグループでさえ制限時間が24時間。丸一日動くってどういうことよ??
冷静に考えると意味がわかりません(笑)
私は、なんと14時。
夜走るのも、地図見ながら走るのも初めて、そして過去に経験したことのない距離なのに!
申し込みの時点で、朝の移動に余裕を持ちたかったので12時か14時で希望してました。優柔不断はよくないですね(笑)
そんな14時スタートはまさかの3人。画像左から2~4人目が参加者。それ以外はボランティアをしてくださる方。
3人て!
しかも少しお話をしたのですが、彼らはそろってウルトラの猛者(の模様)。これは…嫌な予感しかしないぞ。
パーン!
そんな予感、見事に的中。
主催のダブルさんがスタートの合図としてクラッカーで走り出すと、たったの5秒で一人旅開始(笑)
2人とも予想通り速い。
マラニック
開始5秒で
一人きり
そんなスタートでした。不安を抱えつつも、道中何が起こるのかとにかく楽しみにしながら。
走った様子はまた明日。
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