希望のたまご。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

今日はプロ野球のドラフト会議が行われました。

ドラフト1位指名は、12球団中西武を除く11球団が競合するほど、注目選手に人気が集まりました。プロが見ても評価で迷わせるほどの逸材が多かったのでしょう。指名を下位まで見ていくと、甲子園で活躍したり日本代表に選ばれたりと話題になった選手から「おっ?」と思わせる選手まで。逆に話題になっていたのに指名されなかった選手も。指名をされなかったことを区切りに野球を辞める選手もいたりと、彼らにとっては人生の分岐点であることには違いありません。それにしても、まだどうなるかわからない選手たちの入り口にもかかわらず、この注目度。やはり野球人気は凄いものがありますね。

 

個人的には、会場がどよめくような「隠し玉」が出てきたり、予想を裏切るような指名の駆け引きというものが少なくなったような気がしています。公表するのは1つの誠意という意味合いもあるのかもしれませんが、その駆け引きも含めて面白みがあっても良いのかなと思います。(人生を左右することなのでこういうことを言うのも無責任かもしれませんが)

隠し玉も、前もって名前が挙がっている時点ですでに隠せてませんし。この辺りはメディアの報道によるところも多いですね。なんでもかんでも書けばいいというわけじゃない気がします。

 

ファンからすると「え?なんで?」という指名もあるのが面白さのひとつ。今回も個人的にはセリーグの某球団へは疑問でしたが、フロントの考えがあって球団の方針に合わせています。(そのはず。そう信じたい)

とにもかくにもネームバリューだけではわからないのがプロ野球。気付いたら引退していた選手も出てくる一方、育成からチームの軸になるまで成長する選手もいます。現段階での評価なんぞ、来年になったらすでに忘れられているでしょうし、覆されていることも多々あります。そういう意味でも予想通りなのか、予想外のことが起きるのか、これからが楽しみです。

球団にとっても、ファンにとっても、そして選手自身にとっても希望にあふれている一日であると思いたい。

 

 

一時期あった逆指名のように、選手は球団を選ぶことは出来ませんし、希望を公にすることも出来ません。指名された球団に対して複雑な思いの選手もいれば、喜び爆発という選手もいるでしょう。

活躍を出来ていれば、数年後には自身で球団を選ぶ権利を得られるかもしれない。それを目指して躍動してもらいましょう。

 

プロ野球ファンの1人でもある私は、指名された後に思わず笑顔がこみあげてくるような嬉しさを表に出してくれる選手を応援したい気分になります。今回印象的だったのは金足農の吉田選手でしょうか。笑顔を押し殺そうとしても隠し切れない表情。彼だけじゃないですが、指名され契約に至った選手には、是非頑張ってもらいたい。

 

 

蛇足

ドラフト指名の体験が出来るサイトがあるということで…作ってみました。

選手じゃないというね(笑)

 

プロじゃなくても、1人でも多くの人の理想に導くために一緒に歩んで行けたらと思います。