「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
以前から感じていることではあるのですが、週末に改めて強く感じたこと。昨日の記事でも書きましたが、痛みを抱えながら練習に取り組んでしまっている方が多いと思います。
痛みを抱えたままやることは、あなたに必要なことでしょうか。今やるべきことでしょうか(参考記事:痛いのに走るの?)。
どちらも即座に”Yes!!”と答えられるのなら、うまく付き合いながら進めるしかないかもしれません。しかし答えに迷ったり、そもそも”No”であるのなら、取り組み方を見直す必要があります。
「今回、この大会で何としても結果を出さないと人生が変わる。」くらいの覚悟で挑む世界選手権やオリンピックなら納得ですが…
そこまでの覚悟をもって大会に臨むランナーは決して多くはないはずです。
あなたの体調や状況などを十分に考慮したうえで「やる」のか「やらない」のかという根本的な判断をできるようにしましょう。
目的を明確に
もし60分の練習をしたら、やったら60分やっただけの、あるいはそれ以上の成果が欲しいですよね。最低でもそれ以下にはしたくないのは誰でも同じはずです。
だから頑張る。
頑張ってしまう。
頑張るばかりがトレーニングじゃありません。疲れていたり、集中力を欠いたりすると効果が薄れていくことがあります。場合によっては怪我を引き起こすこともあり得ます。
その日の様々なコンディションを加味して、「何を目的にして、どのように取り組むか」を頭でイメージしましょう。
このイメージとトレーニングが一致したときに、トレーニング効果を高めることができます。
どちらかが欠落すると、効果を最大限に引き出すことができません。
たとえば、1km4分で走ろうと狙って走ることができた人と走ってみたら4分で走れた人。見た目は同じ内容ですが、体と頭に及ぼす成果は異なります。前者の方が効果を高めることができます。
もし休むと決めたら、徹底的に休む。
今日は軽く行うと決めたなら、軽く。どんなに体調が良くても頑張らない。逆にとにかく攻めると決めたら、やりきる。できる範囲で戦う。
そういう1日毎の小さな積み重ねが、最終的に大きな目標達成へと近づくきっかけとなります。
あなたは何をどのように行いますか?
早速考えてみませんか?
メニューの組み方や休み方がわからない、休むことが不安であるという方はinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。取り組み方を一緒に作り上げていけるように全力を尽くします。