「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
あなたは成長したいですか?
その対象がどんなジャンルであっても、ほとんどの人はしたいと感じているでしょう。
でも成長をしやすい姿勢を自らがとれているかというとどうでしょう。もしかするとそこが成長のポイントかもしれません。
姿勢で違ってくる
自ら疑問をぶつけてくる人もいれば、なかなか外には出さず自分で解決しようとする人、何が疑問なのか気付いていない人…さまざまです。
情報を与える側も、相手の需要を気にせず「○○といったら△△!」という人、柔軟に相手に合わせて必要な情報を伝える人などタイプが分かれます。
どのタイプが絶対的に悪いとか間違っているということはないですが、少なからず傾向は見えてきます。
聞く側も、人によっては「悩みや疑問を聞いてもらう」ことが目的であって、それに対する答えを求めていない場合もあります。
難しいですね。
しかし、成長するということに関して言えば、共通点が1つあります。相手の言うことを聞く姿勢を作ることです。
聞くは成長の素
聞かずに自分で調べたり、試したり出来ればそれが効果的であることは間違いありません。ただ聞くことが、何をどうやるかのヒントになる可能性は高いと考えます。
しかし、どんなに良いアドバイスであっても、聞く方が本気で聞いてなければ効果は出ません。そりゃそうですよね。入ってないんですから。
逆にありきたりのアドバイスだとしても、本気で聞き入っていたら今までになかった気づきを得ることもあるかもしれません。それが仕事であれ、雑学であれ、趣味であれ、聞く側の姿勢によって全く違ってきます。
私は自分に対して一定の自信を持っていますが、持っていないものはたくさんあります。ゼロから作り出すのは苦手ですが、どちらかというと0.1を10にすることは出来るタイプです。
ですから、相手が年下であろうと、極端な話それが小学生であろうと、自分に持っていないものがあれば聞きます。そして自分なりに噛み砕いて自分のものにしようと努力をしているつもりです。
キャリアがどうだとか関係なく、優れているものは優れているわけですし、それを認めて自分のものにした方が圧倒的に賢いと考えます。考え方が凝り固まっていない人の方が、閃きのあるアイデアが浮かぶことは良くあります。それを素直に受け入れる姿勢は持っていたいと思います。
私は日常のいろんな場面で様々な年齢や性別の方とお話する機会があります。正直なところ、どんなジャンルでも伸びる方、なかなか結果に出ない方の違いにはこの点があるのではないかと感じています。
何かを伝えたときに「いや、でも…」と二言目には言ってしまう人。急成長が望めないタイプにありがちな傾向ではないでしょうか。
一見聞いているように見えても、実践するときに本気で行わない人も同様です。
聞くにあたっても鵜呑みにするタイプはまた違ってきます。いろんな情報に流されて混乱します。おそらく結果的にはどれも中途半端になるか、最初に得た情報に固執してしまうかという流れになります。
ですから、聞くものは聞くけど、その本質を読み解く姿勢が大事でしょう。言葉だけでは本来の意味が伝わらないことも多々あります。どんな内容であっても、一回飲みこんでその上で自分にいるかいらないかを決められる人は、自分なりに解釈も出来ますし引き出しも増えていきます。
あなたはどちら側に立ちたいですか?
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