自ら踏み入れる。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

こどもの日だった昨日は、疲労を考えて軽く身体を動かしましたが流れとしてはゆったりとした時間を過ごしておりました。そんな中、気持ちが入ったのはゴールボールの国際強化試合日本代表ートルコ代表の一戦。

 

先日たまたま女子の日本代表の練習を直接見る機会がありました。(参考記事:生だから感じられたこと。)

そこにいた選手たちが実際に試合をする姿を目にすると、自然と気持ちが入ってきます。あの時目の前にいた選手やコーチ、スタッフが日本代表として戦っているんだと思ったら自然と応援したくなります。

 

知らないことに関しては、関心を持てという方が無理です。逆に一度でも触れて興味を少なからず抱いていれば、その後気にするくらいにはなると思います。私自身もゴールボールは知ってはいましたが、一度目の当たりにしてその凄さや面白さに引き込まれました。

 

メジャースポーツ、しかも一部の選手をアイドルのように仕立て上げた報道ばかりが目立つ中、マイナーな種目を知る機会は少ないかもしれません。でも、もし近くでやっていたら、テレビでやっていたら、是非一度直接見てみることをオススメします。

もしかするとそれが自分自身の変化の素になるかもしれませんし、誰かの助けになることにつながるかもしれません。やらなければ何も起こりませんから。

 

知るために、触れるために、まず一歩踏み入れてみる。それが始まりになるはずです。

 

ところで、その試合の前には武井壮さんがゴールボールを実際に体感する番組が流れていました。現役時代にトップアスリートであり、引退した今でも色んな種目に挑戦しながらも、自らの研鑽を怠らない武井さん。番組の企画でいろんなアスリートと対面することがあるそうですが、「その時に本当の凄さを感じるためにも自分の身体を鍛えておかなければならない」というようなことを話してました。

彼が放つ言葉には、身体を動かせるからこそ感じられる伝わりやすい表現が多く感じました。またその凄さを感じられること自体が彼の凄さだとも思います。

 

自分自身が何かに触れたときに、同じようにアウトプットする能力があるだろうか。

そう考えたときに、まだまだ出来ることは山積していると改めて感じました。小さなことだとしても、自分に出来ることを行い、スポーツを通してその素晴らしさを一人で多くに伝えていけるように精進します。