不安定で安定を図る。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

今の身体の状態を100%発揮するためには、本番に近い状況を少しでも経験しておくことが一つのポイントだと考えます。それは気温だったり、地形だったり、風などの自然だったりといろいろな面で対策が出来ます。

次の大会はコースが舗装地だけでなく土の場所もあります。雨の影響でわだちが固まり、不安定になっていることもあります。

というわけで、不整地を走っておくことが良いと思い、出かけてみました。

 

 

向かった先は

向かった先はしあわせの村

起伏が多い場所で、競技場の他、研修に使える施設や室内トレーニング場、体育館などもあります。

今回は坂道よりも不整地。

キレイな花がお出迎え。

 

芝が敷いてある広場周辺を走ったり。

足の裏から伝わる土の上の感触が気持ち良い。

 

自然歩道に入ったら、思った以上の「自然」でほぼ散策になってみたり。

部分的にトレイルっぽく走ってみました。

 

シューズはhitoe。足袋シューズ。より感覚が研ぎ澄まされます。

 

 

普段よりエネルギーを使ったのか、空腹感もパワーアップ(笑)

おかずがこれだけの種類入って500円は安い気がします。

 

 

その効果は

不整地を走るメリットは何でしょうか。

答えは1つではないでしょうし、もしかしたら違う考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の考えるメリットを挙げてみます。

 

  • 着地での衝撃が小さくなり、身体にかかる負担が小さくなる。
  • 地面からの反発力が小さくなるため、推進力を自分で生み出す走りを身に着けられる
  • 不安定な足場で身体を保とうとするため、バランスや体幹力向上が狙える。
  • 安定する接地を求めるようになり、接地位置が効率のよい場所に自然に変わる。

 

アスファルトなどに比べると、地面が柔らかくなるというのが最大の特徴です。その不安定さが身体の機能を高める方向へ進めてくれると考えています。

もし「こんな効果もあるのでは!」という方がいらっしゃれば、是非お聞かせください。

 

いつもこういう場所を走れる環境の方は多くないかもしれませんが、たまにではあっても使ってみる価値は十分にあると思いますよ。