飲むなら水割り。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

昨日予告した通り、少し飲み物について。

まず水分が必要な理由から簡単に挙げると、

  • 体温調節のため
  • 内臓をはじめとした身体の機能を維持するため
  • 老廃物の排出のため

などが挙げられます。※もちろん他にもたくさんあります。

 

水分補給の際に、比較的手軽に飲めるものをいくつか考えてみます。

さまざまな情報を基にしてはいますが、あくまで個人的な見解です。

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メリット:どこでも手に入りやすい。安い。
デメリット:多量に飲み過ぎると、体液が薄くなりすぎて逆に脱水症状を呼び込む等、身体の機能の不調を引き起こす危険性がある。

ミネラルウォーター
メリット:安心して飲める。未開封なら日持ちする。
デメリット:硬度が高い水にはミネラルが豊富に含まれており、水分と共に排出されやすいため給水には適しているとは言えない。飲むなら軟水のほうが良いと考えられる。

スポーツドリンク
メリット:乾いた体に対しての給水を目的に作られているため、発汗時に失われやすい電解質・ミネラルを含んでいる。
デメリット:種類によっては糖度が高いものもあり、そのようなものを一度に摂取してしまうと糖分の分解にエネルギーを消費してしまうためにかえって「だるさ」を覚えることがある。

お茶類
メリット:好みに合わせて、色んなフレーバーを楽しめる。
デメリット:カフェインを含んでいる場合が多く、吸収よりも利尿作用が働いてしまう。

ジュース類
メリット:種類が多く美味しい。気分転換が出来る。
デメリット:糖分が高いので、分解にビタミンを使用することで夏バテを起こしやすくなる。

アルコール類
メリット:爽快感を味わえる。オトナの付き合い。
デメリット:利尿作用が強く働くので逆効果。

 

あくまで運動時等渇いた時の給水としてなので、また違う面もあるのは事実です。

例えば打ち上げなどやる事も多いですよね。達成感を味わった後のビールは格別です(笑)

しかし、その場合もいきなり飲むのは身体に良いとは言えないので、ひとまず給水をして一息ついてというのをオススメします。

 

ただここで言うデメリットについては、いずれも「偏ってはいけない」という意味で挙げています。多量摂取(量には個人差あります)が身体にとって負担になり得るということです。

 

やはりどれを取ってもメリットとデメリットがあるのです。

バランス良く、少しずつ、こまめに。

 

 

ちなみに、私がトレーニング時に好んで飲むものは、スポーツドリンクを1:1で水で薄めて、塩をひとつまみ入れたものです。

一般的なスポーツドリンクは、私には少し甘すぎるように感じます。
適度に薄めて飲みやすくして、身体に入りやすいように塩を入れてミネラル分を補っています。

酸味が好きなので、レモン汁を混ぜることもあります。

 

これが正解という給水方法はありませんが、避けた方が無難なものもあるので注意は必要です。

今まで特にこだわりや考えをお持ちでなかったら、「スポーツドリンクの水割り」を一度お試しください。