シーズンに抱く思い。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

明日はおかやまマラソンや横浜マラソンなどが行われます。これから都市型の規模が比較的大きな大会が続々と開催されていきます。大会を控えている方、着々とトレーニングを進めている方、近くなって焦っている方…いろいろといらっしゃることでしょう。

 

 

私がパーソナルでサポートさせていただいているクライアントには、様々なレベルのランナーがいらっしゃいます。ウルトラマラソンもお手のものという方から、初めて走るからと1~2kmからスタートする方まで。

それぞれの方の目標に合わせて一緒に進めていっておりますが、今日実施したのは初マラソンを控えている方でした。

両手を上げてゴールを駆け抜けてほしい

春頃から少しずつ見せていただき、最初は1kmで息が上がっていたところからフルマラソンの挑戦をするまでに!

 

これだけでもう快挙。
何より「走るのが楽しい」と言ってくださるのがうれしい。

 

 

私がクライアントと接する中で、各々が求めるものに合わせてメニューを組んでいきますがその成果として速くなっていったり、長い距離を走れるようになってほしいというのはもちろんあります。でも、それ以上に「好きになってほしい」というのが根本にあります。

 

怪我などに悩まされず、楽しく走れる。

接する機会をいただいたすべての方に、このように感じてほしいというのが私が抱く思いであり、願い。

 

 

お伝え出来ることはやりました。あとは、来週よりよいコンディションで走れることを願うのみ。
  

楽しいばかりではない

マラソンは楽しいですし、達成感も大きいです。いろんな取り組み方があって、絶対的な正解もない。だからこそ人の数だけ楽しみ方もあるといえます。

ですが、そういうプラスの面ばかりではありません。

 

 

もう一度言いますが、忘れないでほしいのは決して楽しいばかりではないということ。

筋肉痛とか「しんどいわー」くらいなら想像は出来るでしょう。でも、それで済むのは楽しめている証拠(私は筋肉痛でさえも楽しく感じるちょっと変な人です)。
マラソンが身体を酷使するスポーツであるということは忘れないでほしいのです。

 

 

年齢や走力、ランニング歴に関係なくアクシデントは起こりえます。残念ながら救急搬送されたり、時には命を落とす方がいるというのも事実です。それだけ過酷なことに取り組んでいるのです。

 

楽しさやお祭り的な雰囲気で忘れがちですが、こういう側面もあるというリスクを頭に置いておいてほしいです。

たとえばネタのように「二日酔いだー」とSNSにあげている方もいらっしゃいますし、現に私もこの仕事に就く前に一度完全なる二日酔いで大会を迎えたこともあります。でも今考えたら、本当に怖いことをしていたと思います。何もなくてよかったですが、絶対に繰り返してはいけない。

 

リスクを考え、対策をして、より楽しめる状態を作ってください。その結果としてもっとランニングを好きになってもらいたい。そして継続してもらえたら最高です。

 

 

パーソナルだけでなく、練習会やイベントへ参加いただいた方、そしてこのブログをご覧いただいている方が、よりよいパフォーマンスを発揮できることを願っております。