JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。
足袋型トレーニングシューズの感想の続編です。※初回の記事は→こちら。
前回は比較的段差のない観光スポットだったので、そういう意味では走りやすい場所でした。
今回は市街地。
段差はもちろん、場所によっては点字ブロックなどもあります。
そういった地面の変化が、足裏にダイレクトに伝わってくる印象です。
私自身が捻挫をしたことがあるため足首がゆるくなっているのかもしれませんが、小さな段差でも油断をすると接地がブレるため気を抜くことが出来ません。
集中力が高まります!
紹介してくださった方からの話では、ふくらはぎの筋肉にかなり刺激が入るということでしたが、私の感覚では足裏に強く来るイメージです。
走り方や接地イメージの違いがあると思われます。
足裏の疲労などで着地の衝撃の違いも実感できます。
接地の細かなブレが、推進力に影響しているというのを体感できます。
進行方向に対して、自分の力がどの方向に行っているかというのもわかってきます。
感覚がどんどん研ぎ澄まされていきます。
まさに自分との対話をしながら走っている感じです。
シューズとしても、一歩ごとに足になじんできて「自分の足」になっていくような印象です。
走ることはもちろん楽しいのですが、身体を使っている喜びをさらに感じることが出来て楽しさが3割増し(自分比)。
身体にどのような変化が出てくるのか、継続して使って行きたいと思います。
ちなみに履いているソックスは五本指。
足袋型シューズを履くにあたって、通常のソックスでは足の指が分かれてないため使えず。
普段は履かない五本指です。
実はこのソックスはFOOTMAXさんの製品を元にしています。
機能性を求めた商品ではありますが、素材そのものは(おそらく)一般的なものです。
それに有限会社エイエムアイさんが特殊加工を施して、疲労を軽減させようというソックスなのです。
まだ私自身、比較できるほど履いておりませんが、そのような効果があるソックスだとしたら面白いですよね。
疲労に関しては、個人レベルでは数値化するのは困難なのであくまで体感としてしか書けませんが、こちらもどのような変化が出るのかこれからも楽しみです。
蛇足。
なぜ私が今まで五本指ソックスを履かなかったかというと・・・
足の指の形にあります。
小指がきわめて短いのです。
五本指ソックスの小指を入れる場所まで、指が届かないのです(笑)
どなたか、こんな指にも合う五本指、あるいは足袋(ソックス)を教えてください。