名前に負けなかった経験。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

サッカーのトゥーロン国際は年代制限のあるオリンピック世代(今年の場合U-22)が挑む大会。今大会はイングランドやフランス、ポルトガルといったヨーロッパの強豪国に加えて、成長著しいカタールやバーレーン、そして南米のブラジルなどの12か国が参加。

 

その大会で日本代表がなんと決勝まで!そして決勝の相手はブラジル。

 

グループリーグで日本はイングランドを破り、チリに大勝。ポルトガルには敗れたもののリーグ1位で準決勝進出。
メキシコとのPK戦を制し、決勝の舞台まで駒を進めました。

 

 

決勝では追いついて1-1。PK戦に持ち込むも4-5で敗れ残念ながら準優勝に終わりました。全体的に押し込まれ、思うような形が十分に作れない中でむしろよく耐えたなと言う印象。

王国とも呼ばれこの大会でも9回目の優勝を狙っていた「ブラジル」の名前に負けずしっかりとプレーをして戦えたというのが大きな経験となると思います。

 

最後は敗戦となりましたが、それでも過去最高の結果。来年に迫った五輪に向けても自信となったのではないでしょうか。

 

 

 

オリンピックでは23歳以下の選手に加えてオーバーエイジ(制限のない選手)が入ることが出来ます。この若い世代の1年間は、成長度合いも未知数。
日本がオーバーエイジの選手を使うとしても、今のシステムとうまく融合するかというのも関わってきます。

「今大会の結果があるからそこそこ行けるだろう~」なんてことはありませんが、上手くやれば結果を残せるんだ!という成功体験の1つになったことは間違いありません。

 

 

特に(規模は別にして)世界の決勝の舞台で戦ったという経験は、大きな糧になるはず。
是非とも今後に繋げていって、日本サッカー全体が盛り上がるようにさらなる飛躍をしてほしいと思います。

 

お疲れさまでした!