カットは無くすのではない。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

 

「理想の身体は?」と聞くと数多くの方は、体重やサイズなどのことをお答えになります。運動はもちろん大事ですが、それ以上に大事なのは食事。運動しない日はあっても、ほとんどの方は食事をしない日はないからです。
大きく見て食事制限というものは必要ですが、何もそれは「カット」すればいいというわけではありません。必要なものは摂る、余計なものは減らす。シンプルにこれだけです。

 

あなたの周りにも糖質カットをして痩せたという方がいるかもしれません。でもそれは本当に求めている痩せた状態なのでしょうか?

 

カットは無くすことではない

ほとんどの「痩せたい」と考えている方は脂肪を減らしたいと思っているはず。

 

カット=ゼロにすると思っている方も多いように感じます。(ちなみに、私がオススメするのは量の調整をすることです)
減らすにせよゼロにするにせよ、摂取する絶対量は減るので当然見た目の体重は減るでしょう。でも、それは食物の質量そのものと、食物に含まれた水分が減ったことによります。

糖質となる炭水化物には水分が必須。それが減らされるということは水分を含む物質(この場合グリコーゲン)が枯渇するため、身体が乾いたスポンジのような細胞の状態になるのです。水分が減っているから見た目体重が減る。健康的とはちょっと考えにくい状態であることが想像できるかと思います。

 

糖質はエネルギーです。脂質もエネルギー。しかし、身体が活動している時に優先的に使われるのは糖質。とりわけ脳の活動には欠かせません。そこが足りなくなったら、「じゃ脂質あるからいいじゃん」なんて都合よくはいきません。

外から得られるエネルギーがなくなると、どうするか。自己調達をするしかありません。何もしなくても内臓や脳は活動して消費するわけですから。

 

自己調達は脂肪を使ってくれればいいんでしょうけれど、そうもいきません。糖質の方がエネルギー効率が良く優先的に使われるため、外から取れない場合は筋肉を分解してでもエネルギー(=糖)を生成しようとします。

その結果、筋肉量がじわじわと減らされる。それが基礎代謝の低下につながり、不要なものを蓄えやすい身体になってしまう。

実は体の中でこういうことをやっているとしたら…

さらには枯渇状態になっているので、食事を通常に戻した場合、容赦なしに吸収しようとする。これが「リバウンド」が起こる原因の1つです。

 

極端な食事制限などを行うと何より食事が楽しくなくなります。毎日楽しんで取り組める人であれば続くかもしれませんが、極端なものは負担になることがほとんど。一生続けられるか?と言うとほぼ無理でしょう。

であれば、続けられる、楽しく自然な食事をしながら、身体の変化を促す。食べて動くが理想だと考えます。

 

「夜は糖質取りません。朝は食事をせずスムージーで済ませています。」

こういう方も健康的と思っているかもしれませんが、実はご自身の身体を「カット」してエネルギーとして捧げてしまっている可能性が否定できません。

 

文字通り身を削って、目の前の数字を求めるか。

それとも長い目で見て、理想の姿を求めていくか。

 

あなたはどちらを選びますか?

 

 

食事面での不安を抱えていたり、作りたい身体がなかなか手に入らないという方は、カウンセリングも行っています。詳細に関してはinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。

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