バリエーションの一例。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ランニングの練習をしている方に良く聞かれる質問が「どれくらい走ればいいですか?」というもの。かなり多くの方は、月間走行距離の意味合いで話されているように感じます。

 

私は「どれくらい」走るかではなく、「どのように」走るかが重要だと考えています。

ですから、個人的に走る距離は気にしていません。距離をこなすのではなく、やるべきことをこなしていった結果のひとつが距離というだけ。
求めるものに対する必要量というのは、生活習慣や走力、目標によって違いますので、それほど気にしなくて良いと思います。

 

たとえば月間走行距離が150kmのランナーが2人いたとします。1人は毎日5kmジョギングをしていて、もう一人は週に3回だけど休日には20~30kmの走り込みを行うランナー。恐らく記録の面で成長しやすいのは後者です。あくまで私の考えですが。

身体は変化に対応しようとします。多様な変化があることで成長速度を早めるきっかけになります。そういう意味で、毎回の練習に目的と意味を持たせるということは非常に重要になってきます。

 

 

スタミナをつける一例

バリエーションはどれが正解というのはありませんが、スタミナ強化をする一つの方法をご紹介します。もちろん長時間動くことに効果はあります。今回はそれと少し違うやり方で。

 

それは、ちょっとしんどい練習(スピード練習や長い距離走など)を行ったあとに、ダウンの意味も込めて長い時間のジョギングを行うこと。

俗に言うポイント練習を行うと、当然ながら負荷が高いので疲労はします。疲労度が高いと、そのまま座り込んだり寝て動くのが嫌になるかもしれません。
しかし、そこがチャンスタイム。その疲れた体に鞭打ってゆっくりとジョギングをしてみましょう。

ゆっくりとというのがミソです。皆さんの「ゆっくり」って案外ゆっくりじゃないんです。1kmを7分30秒~8分、あるいはそれ以上かけるくらいのゆっくりです。

 

結果的に筋疲労を残しにくくなりますし、スタミナの強化にもつながるのです。可能であれば30分程度はやってみましょう。

 

ただし、この練習をするときにはフォームに関して1つでいいのでテーマを持ちましょう。腕振りでも、足の運び、目線、上半身の角度でも何でもいいです。疲れていると集中力もなくなりやすいので、1つだけ決めてそこだけ意識をしながら走ります。

そうすることでよりよい意識を身体に刷り込むことが出来ます。

 

体力面だけでなく、精神的な耐性もついてくるでしょう。そうすればマラソン後半で疲労してきたときに「あの時やったじゃないか」と乗り越えるための材料にもなってくれます。

心身ともにタフにしていくためにも、ちょっとしたバリエーションを加えてみませんか?

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