どこから取り組むか。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ランニングのシーズンも終盤。満足いく結果が出せた方、そうじゃなかった方、まだこれから勝負を控えている方。

そんな中でもたまに聞くのは「もう伸びないから」というような発言。

 

でも本当に伸びないですか?どんなことをしていますか?

 

 

身体の特性を生かす

人の身体というのは変化に対して身体を適合させていく能力を持っています。ざっくり言うと形状記憶みたいなものです。

変化への順応が出来る一方で、刺激の変化が乏しい場合は身体も変わりにくいということがいえます。

 

ランニングに限らず、習慣に出来ることはとても凄いことです。私は習慣にするのが苦手なので、毎日取り組める方は心から凄いと思います。(思っているばかりじゃなくやらんといかん…!)

でも習慣になっていることが逆に落とし穴になっているかも。

 

というのは、習慣として行っている方ほど練習の内容が似通っている傾向があるのです。たとえば毎日1時間走ってます!と言う人。
確かに毎日それだけ走るのは労力が必要です。でもその中身はどうでしょうか。コースやペース、走っている最中の意識など変化をつけているでしょうか?
少なくとも私が今まで接してきた方に限っては、そういった変化が大きくない方が多数派でした。

 

今より能力の向上を目指す気持ちがあるのであれば、同じ時間を少し違うメニューや意識で行うと結果が違ってくる可能性が高まります。

 

どこから取り組むか

たとえば、取り組む項目だけ考えても…

・フォーム
・筋力
・ストレッチやケア
・柔軟性
・トレーニングメニュー
・シューズ(種類・履き方など)
・レース戦略
・意識(考え方)の方向性

 

ざっくり挙げてもこれだけの数が浮かびます。その中身にまで及べば無限にあると言ってもいいくらいでしょう。

身体能力を高めるために子どもに遊びを提案することがあります。

どんなことでも無駄があるわけではなく、それぞれに意味があります。大人の取り組みも同じ。

考えつくだけ改善できるポイントはあるのです。

 

そこに目を向けられるか、そして取り組めるか。こうした多方面からの刺激があれば、今と自然に変わっていくでしょう。

伸びないのではなく、伸びるチャンスを見つけられていない(生かせていない)ことが多いです。あなたにはそうなってほしくありません。是非色んな目線で取り組んでみてください。

 

取り組み方が思いつかない!という方は、一緒に考えていきませんか。諦めずにinfo@soushi-souai.comまでご連絡ください。