最初に踏み出す方向。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

今回パーソナル(ランニングセッション)を受けていただいた方は、ランニングに関しては今までで最長7kmほどということで、走力的にもまだまだこれから発展途上の方。

「これから始めるからこそ、きっちりと進む方向を見定めたい」という熱い思いでした。そんな気持ちに応えるべくセッションスタート。

 

私もこの方と同じような考え方です。
せっかく踏み出すならゴールの方向にスタートしたくないですか?闇雲に進んでも、もしかしたら逆に離れてしまっていることもあるかもしれません。

そういう意味で、ある程度形を作ることは効果的ではないかと思います。

 

進め方

今回は初回でした。初回の方は基本的にトレーニングから入ることはありません。まず現状の確認と今後どうして行きたいのかというヒアリングから。
こちらから「あれがいい、これがいい」と言っても、求めるものが違ったら意味がありませんからね。

 

そして目標を把握したうえで、現状の確認。何が出来ていて、どこを伸ばすべきか。

 

今回は時間の関係もあり、軽く走っていただいて今のフォームなどを確認。私の所感をお伝えしたうえで、伸びしろはどこか!を見定め、重点的に攻める動きづくりをしました。

動きづくりは、文字通り身体の動きを土台から作るようなアプローチをします。動かさなくても動く身体を作り上げ、それをコントロール出来たときによりよいパフォーマンスを引き出すことが出来ると考えるからです。

 

「おぉっ!」

と、変化を感じてもらえる瞬間があると私も嬉しくなります。

 

 

その動きを踏まえて、実践をするためにランニングへ。もちろん最初から全部を体現できるということはないですが、動きのイメージを作ることで理想を具体的に捉えることができます。そうすれば近づく助けになってくれます。
頭でっかちになってもいけませんが、取り組んでいることの目的を意識できることは非常に重要です。無意識と意識は、同じことをやっていても全く異なります。

 

最後にダウンとストレッチをお伝えして終了。

メインのランニングや動きづくりは人によって変わりますが、概ねこのような流れで行います。

 

 

 

今回の反応

ランは序盤は引っ張りましたが、最後はペースをお任せにしました。気持ちよく走ってもらった時の感覚がどうなっているのかが一番違いを実感できるはず。

今回は「脚が軽くなった!」とのこと。普段通りのつもりでもペースがだいぶ速くなったようです。本人が一番驚いておられたようです。

このように、身体の機能性を上げることで「いつも」のトレーニングの質を上げることが出来ます。それが自然になった時、あなたのパフォーマンスは向上していることでしょう。そうなるように導いていきます。

 

 

セッションの間に「出来たらいいな」の理想のお話をすることはあります。しかし、その動きを無理に作ることはしません。なぜなら再現性が低くなりますし、見た目が出来ていても本質が伴わず、かえって故障の原因などになりうるからです。

今の状態で出来ることを段階的に行っていき、動きの質を高めていくという形で進めていきます。

 

ですから、どんなレベルの方でも効果を実感していただけると思います。

 

悩みや目標を抱えている方は、是非ご連絡ください。カウンセリングから行います。メール、コメントなどなんでもかまいません。まずは一報入れていただくことが、一歩踏み出すことになるはずです。

あなたからのご連絡、お待ちしております。