ペースを刻んできました。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

先日書きましたように、今日は大阪30K+10Kのペースメーカーを務めてきました。

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前夜から降った雨の影響で、急遽30kmのコースが24kmに変更に。
それに伴う距離表示の変更(だと聞きました)のために、スタートが30分遅れるという事態でしたが、大会は開催されました。

私自身も会場に着いたときに簡単に聞かされた程度でしたが、参加者の中にはコース短縮の情報自体が届いてない方もいて、若干混乱しているところもありました。
実際に走ってる最中に質問されたり、ゴール後には「遅いから足切りされたのか」と悲しそうな顔で尋ねてくる方もいるほどでした・・・

 

この辺の情報伝達はもっと確実に行える方法を取るべきだったんだなと、今後自分が行うイベントに向けての学習の場になりました。

 

さて大会。
天候は回復したので、変更はあったものの無事にスタートを切ることが出来ました。

会場となっている淀川河川公園は、信号などを気にすることなく走れる貴重な場所だなと感じました。
それにしても参加者が思ったよりはるかに多い!!

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私は7分/kmペース(フル換算で5時間切り)を目標にするグループの担当。
比較的初心者が多くなるグループではありましたが、秋の大きな大会前だということで予想していた以上の数でした。

 

私は、今回ペースメーカーを務めるにあたって当然ですがペースを一定に刻むことが任務でした。
その為に重要な役割を果たすのが時計。

 

ところが、相棒の腕時計が当日になってまさかの不具合。
音はするのですが、画面が一向に点灯しない。

 

色んな手段を取りましたが、回復することがなく。
それで思いついたのが、TATTAというアプリ。

GPS機能もあるので、最初の10分程度を起動させて自分の中にリズムを刻むことを目的に利用しました。

 

あとは自分の中の感覚にとにかく頼る。

その結果ゴールタイムが…

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ゴールしたのは2時間47分57秒でした。設定ペースから誤差が3秒。
※写真がこのタイムなのは、スタートがウェーブスタートで14分遅れであることとゴールした後にカメラを起動した時間差のため。

 

もう一人同じグループのペースメーカーが安定してくれていたのも大きかったです。感謝です。

それと共に、自分の中の感覚を研ぎ澄ませた結果、一定ペースで走るという持ち味を発揮できる形になったと思います。

 

私の周りにもかなり多くのランナーが集まってくれていたので、可能な範囲でのアドバイスや質問タイムを設けて勝手にプチイベントを開催いたしました。

走りながらなので極端なことはできませんでしたが、こうやるといいですよと提案した動きをやってくださる方もいて。

 

「おぉっ!全然違う!」

 

というリアクションをしてもらえたことは、自分が進んでいる方向は間違っていないんだなという実感を得ることが出来ました。

 

今回は100kmウルトラマラソンから中5日だったので、正直本調子ではありませんでしたが、参加者の力にはなれたと思います。

しばらくペースメーカーの予定はありませんが、また年明けにはやると思いますのでその時はまたお知らせいたします。

 

今大会もたくさんのボランティアの方が支えてくださっていて、いろんな人の力でランナーは走らせてもらえてるんだなと感じました。

大会関係者、ボランティアの皆様、ありがとうございました。

そして参加者の皆様、お疲れ様でした!

 

 

ちなみに、この秋の目標の大会への対策だけでなく、今日の参加者の一部に実感してもらった動きや走りの変化を促すために企画した2つのイベント。

 

10月8日(土)の諏訪湖マラソン練習会

15日(土)の神戸マラソン練習会

 

以上のイベントは、まだまだ絶賛募集中です!

たくさんの変化の実感というお土産を準備してお待ちしております!

詳細、申し込みは上のリンクよりお願いいたします。