その日の疲れ、その日のうちに。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

現代人が抱えるとされる痛みや違和感を訴える箇所で、多いのが肩や腰です。

同じ体勢を取り続けることで、筋肉が固まってしまい血行も阻害してしまうことでその症状もひどくなったりしてしまいます。

 

しかし、その原因は実は肩や腰そのものではなく、背中だったり臀部だったり、あるいは下半身にあったりと色々なパターンがあります。
場合によっては、なんらかの病気が関係しているということもあり得ます。

その原因は個人差が大きいので断言することはできません。

 

ただ「今日も疲れたなぁ」と感じるような、筋肉の緊張状態が引き起こすものであればほぐしたり血行を良くすることで症状の改善が期待できます。

肩や腰に大きな影響をしているのが、身体の支えになっている背骨。
背中が硬くなってしまっては、それ以外の場所をほぐしても焼け石に水ともいえるほどです。

 

 

背中をほぐすのに良いとされ、その手軽さから人気になっているのがストレッチポール。

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その上に寝そべって、深い呼吸をしながら身体をゆすったり、軽く動かすことで意識しにくい背中の筋肉を中心に動かすことが出来て、かなり快適なグッズです。

 

腕や脚は動かす感覚を掴みやすいですが、背中は役割が重要な割に動かす感覚を掴むのが比較的難しいのでこういう道具を効果的に使うことは重要になってきます。

 

ところが、使い方を誤るとほぐすどころか、逆に痛みの元になってしまうこともあります。

その原因は身体の形にあります。

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背骨は上図のように、S字のように軽く曲がることでそのバランスを取りつつ、力を発揮する構造をなしています。

ストレッチポールの形は円柱ですから、背中に接する面は直線なのです。

S字であるべきものを長時間直線の上に置いてしまうと、本来のバランスを崩してしまうことになりかねません。

 

接骨院などに行ったことがある方は良くわかると思いますが、体をほぐしたりという施術を数十分するだけで身体が劇的に変化をすることがあります。

それほどに人の身体は変化しやすいのです。

曲がるべきものに、直線になろうとする力が継続的に加わると・・・
本来意図した目的とは違う結果になりかねません。

 

とはいえ、適度な時間、快適だと感じる範囲で使うにはかなりの優れものです。
ただ、その利用法に注意をすればいいのです。

 

毎日身体を動かせば、当然疲れを感じます。

その疲れも、慢性的になってしまっては簡単にほぐすことが出来なくなります。

その日の疲れ、その日のうちに!(某CMのようですが)

これを合言葉に、疲れた日こそ軽く身体を動かして、「だるさ」を「疲れ」に昇華させて明日を軽い身体で迎えましょう。

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