思いを感じる。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

最初の印象というのはその後の行動に大きな影響を与えます。またそのカテゴリーに属する全体への印象へも繋がりかねません。

大会には、運営の良し悪しではなく、その人に合ったものやそうでないものがあります。良いものに巡り会えたら、その大会だけでなく競技そのものに対する印象も良くなってきます。さらにはその地域への愛着も生まれてくるかもしれません。

 

村岡ダブルフルウルトラランニングは私にとってまさにそんな大会。

初めて出たのは2015年。丹後ウルトラ(100km)の翌週のことでした。「日本屈指の山岳ウルトラ」という謳い文句に負けない、とにかく続く坂道。でもその苦しさを忘れさせてくれる一人一人の温かい声援と充実のエイド。参加されているランナーのマナーも良くて、本当に楽しく気持ちよく走れた印象でした。

それから大好きになって毎年参加しています。村岡ありきでのスケジュールといっても過言ではありません。昨年は勇者の道も走りきることが出来て、今年はその感謝を走りで表現したいと思っていました。

 

 

台風で。台風なのに。

しかし、今年の21回大会は台風の影響で残念ながら中止となってしまいました。走れないという気持ちで残念ではありましたが、着々と準備を進めてくださっている様子もSNSなどを通して見ていたので、きっとスタッフや地域の方も残念な思いは同じなんだろうなという印象を受けていました。

大会は無くなっても、準備をしていたものの撤去などは必要な作業。それをこなした上で、さらに驚きの対応が。

 

郵便物が届きました。送り主は村岡ダブルフルの大会事務局。

中身は…

 

参加Tシャツ、「完走」しいたけ、パンフレットといった参加賞だけでなく完走タオルまで。

ただでさえ大変な作業に加えて、封入する作業や発送の手間などをかけて、こんなに早く対応。送ってくれること自体も驚きですが、その迅速さにはただただ頭が下がります。

 

正直「ここまでしなくても」と思ってしまうほどの手厚すぎる対応。運営の方の思いが込められているものなんだと改めて感じました。

それを感じているからこそ、ランナーも集まるし、好きな人が増えていくんだと思います。少なくとも私の周りでこの大会を悪くいう人は1人もいません。私もオススメ大会を聞かれたら、ある程度走れる方には「村岡」の名前を挙げています。

 

村岡LOVE。

 

ここまでしてくれなくても、私は来年もきっと出ます。

むしろ大会などなくても、きっと行きます。

 

また行けるのを楽しみにしながら。

 

 

本当にありがとうございます。