ついに1分台へ。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ワールドマラソンメジャーズの1つ、ベルリンマラソンが開催されました。ベルリンは平坦でかつペースメーカーもいることから、高速レースとして有名です。実際に男子のここ最近の世界記録は全てベルリンで出ていますし、女子の歴代3位までの記録もベルリンで記録されています。

 

2018年の大会では、高速レースと呼ばれるにふさわしく世界記録が誕生しました!

 

男子でキプチョゲ選手(ケニア)が2時間1分39秒と従来の記録だった2時間2分57秒(キメット選手)を一気に1分以上縮め、2時間1分台に突入という驚異的な記録で優勝しました。2位キプルト選手、3位キプサング選手が2時間6分台であることを考えると、どれだけぶっちぎりだったのかがわかります。

序盤から5kmスプリットを14分20~35秒ほどという非常に速い入りをして、ペースメーカーを置き去りにし、さらに終盤でも落ちないという文句の付け所のない展開。この次元では1秒でさえ更新するのが簡単ではないはず。それが一気に1分とは…凄すぎます。もはやそんな表現しか出来ない凄さ。

 

 

ちなみに日本人最高順位は全体の4位に入った中村匠吾選手(富士通)が2時間8分16秒。佐藤悠基選手もサブテン、すでにMGCの出場権を持っている上門選手も2時間11分7秒とある程度レースを作っていました。

 

一方女子も上位3選手が2時間18分台でゴールするなど、こちらもハイペースな展開となりました。

その中で日本勢では松田瑞生選手(ダイハツ)が積極的なレースを進めて、全体の5位に入りました。タイムも2時間22分23秒と内容も伴った良い記録のように思えます。

 

男女ともに日本勢は「良い結果」ではあるのですが、ここは高速レースと言われるベルリンマラソン。しかも実際に男子の1位がぶっちぎりの世界記録を出したとあれば、少し物足りなく見えてしまいます。我々市民ランナーの記録くらいであればまだしも、このレベルの選手が5~7分近い差を一気に縮めるというのは、現実的ではありません。相当に世界のトップとは「速さ」において差がついてしまっているのが現実です。

ただ粘りや強さと言う面ではまだまだそこまでの差はついていないと信じています。大きな大会では記録より順位争いで、心身の強さが求められる場面もあるはずなので、そちらでは勝負できるようになってほしいと思います。

 

 

このまま2時間の壁を壊す時が来るのでしょうか!?

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