ランニングフォームは人の数だけある。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

走るときには、接地ひとつ取ってもやれフォアフットだのヒールストライクだのミッドフットだのと様々な方法があります。そこに腕の振り方や頭の位置、脚の踏み出し方、蹴りだし…考えることが無数にあり、理想とされる方法が挙げられています。しかし、そのどれもがある意味正解であって間違いでもあると私は思っています。

あなたの「今の」骨格にあった、身体の使い方にあった走りがあるのです。

 

もし正解がひとつだとしたら、世界のトップ選手の走りは全てそこを目指していくでしょうし、オリンピックや世界陸上など世界一を争う大会では上位陣は似たような動きになってくるはずですよね。

でも実際はそうじゃない。走り方の答えは人の数だけあるからです。

 

 

効率には根拠がある

とはいえ、効率を考えたときにそれはちょっともったいない!ということがあるのは事実です。

たとえば、高くジャンプをしようとしたときに、踏み切って跳ぶ人と棒立ちのまま跳ぶ人、どちらが高く跳べるかは考えるまでもありません。効率よく身体の能力を出すための動き方というものがあります。

 

走るという動作は前進するための行為です。前進するための動作をしている時に、上体が後ろにのけぞっている人と軽く前傾をしている人、どちらが進みやすいかというと当然前傾です。見るからにスピード感が違って見えます。

 

このようにやりたい動きを効率よく、より良いパフォーマンスを発揮するためにはそれだけの根拠があるのです。

 

先に挙げたような後傾をしてブレーキをかけたような身体の使い方をしているのであれば、当然ながら修正をしていく必要が出てきます。

その根拠に基づいて、身体で表現するための修正の道筋は人によって異なってきます。原因は下半身かもしれませんし、上半身の使い方にあるのかもしれません。もしくは柔軟性、筋力的な問題かもしれません。それらを把握した上で段階を追って今に合った状態を作っていきます。一見同じような動きに見えても、その動きの原因がどこから来ているのかというのはまさに千差万別。一つの方法で全て解決できるとは思いません(もしあるのなら「こっそりと」教えてください)。

ですから、答えが一つではないと言えるのです。

 

 

動きをどのように効率の良い状態に持って行くかという段階でアプローチが大きく分かれます。体現するための身体の使い方もそれぞれ異なります。それがフォームの違いにも表れます。

さまざまな段階のアプローチを経て、そして理想の動きを覚える。そして繰り返すことで無理なく本当の意味で動きを自分のものにできるのです。見た目だけ理想と同じにしても怪我をするリスクが増えるだけです。

 

 

子どもは考えなくても自然と効率の良い動きを身に着けていきます。でもその理由を考えるのは得意ではありません。一方、大人は考えて意識をしないと新しい動きはなかなか身につきません。でも一度覚えてしまえば再現性は高まります。考えて実施をするところから、自然とその動きが出来るようなレベルにまで昇華できるようになればあなたの理想はもう目の前です。

そのきっかけを掴む時間になるように、一緒に身体を動かしませんか。

 

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