その時が来た。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

先日まで行われていたサッカーワールドカップロシア大会。そこに出場していたスペイン代表のイニエスタ選手が、日本のJリーグヴィッセル神戸に移籍してきたことはニュースなどで大きく扱われました。私も記事で触れていました(参考記事:大物がもたらすもの。)

おそらくサッカーにあまり関心がない方でも、耳にしたのではないでしょうか。

 

 

そのイニエスタ選手がホームでの湘南戦でデビューを果たしました。

ついにこの時が来た!ピッチに出たのを見て「本当なんだ」とようやく実感。海外のスター選手が加入か?という類のニュースは過去にも何度かありましたが、まさか強豪国の現役代表クラスが実際に来てくれるというのは実際に見るまで信じられませんでした。

 

デビュー戦はまだ合流間もなくコンディションの関係もあって30分ほどの出場だったようですが、そのボールタッチとパスなどでさすがの存在感。

蹴りだす前、むしろボールをもらう前から次の動きをイメージしているからこそできるのでしょうが、パスのもらい方、ボールを置く位置などそのボールさばきは異空間という印象。

目立つプレーはしていないのですが、止める・蹴るなど基本のレベルが圧倒的に高い。基本もここまで高められると派手なプレーが無くても十分にトッププレイヤーになれるんだなと。

 

周りとの連携がとれているか以前に、プレーのスピード感の違いは感じましたが、これは出来ることなら周りが慣れていってほしい。イニエスタが時間をかければこのチームに合わせることは出来るでしょうけど、それ以上に時間がかかっても良いのでイニエスタにチームのスピードがついてきてほしい。それが出来たときに、チームの、そして上手くいけばリーグ全体のレベルも向上する可能性があると考えます。

 

 

もう一人いる

実は彼だけでなく、もう一人大物選手が移籍していました。それはサガン鳥栖に移籍してきた元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手。

彼はスペイン代表の試合で通算38ゴール(出場110試合)で、かつてはバロンドール(ヨーロッパ年間最優秀選手)投票で3位にランクインした年もあるほどの人気も実績もある大物選手。異名は「エルニーニョ(=神の子)」。

 

その爆発的な一瞬のスピードとポストプレー、そして空中戦の強さが特徴的。こういうストライカータイプには珍しく(?)、攻撃面だけでなく前線からのプレッシャーを強くかける献身的なプレーも出来る選手で、私は生きる選手というよりは生かされるタイプの選手だと思っています。(違う目線の方もいるかと思いますが)

そんなスペイン代表の一時代を担った中盤と前線の選手が同時期に日本に来るなんて!

 

トーレスは移籍報道が確定する前に、報道がメディアに出てしまったことが原因で一時は破談という噂でしたが、結局は無事に鳥栖へ移籍が決まりました。

 

そして昨日、途中出場でJリーグデビューを果たしたのです。

こちらは残念ながら試合全体を見ることが出来ませんでしたが、ハイライトを見る限りトーレス選手はかなり動けそう!

自分でもシュートシーンを作ってましたし、周囲への決定的なパスを出すなどチャンスを作っており、周りとの連携も初戦にしては良いのではないかと思いました。思った以上に期待できそうです。

 

チームメイトはその姿勢や身体の使い方を学ぶチャンスですし、対戦相手は実績あるストライカーと対峙するチャンス。

相互に刺激し合ってレベルが上がっていってほしいなと思います。

 

ともあれ今まで以上にJリーグへの関心が高まりそう。プロの世界は関心を持ってもらうことがまず第一歩。それが全体のレベルアップにもつながります。

経済的な問題もあるのはわかりますが、こういう流れは他の種目にもどんどん波及していってほしいものです。

 

 

刺激を糧に

こういったひとつの大きな刺激がきっかけで成長するということは十分にあり得ます。

それはプロの世界だけでなく、私たちにとっても同じです。職場の同じ部署でよくできる人がいたら、その人から何かしらの刺激を受けて自分の成長に繋がるということはよくあることです。

趣味も同じ。

 

新しいトレーニング仲間が現れたり、今まで行ったことのない場所に足を踏み入れることは、大きな刺激を得るチャンスです。

タイミングが合えば、是非ともその一歩を踏み出してもらいたいなと思います。