だから面白い。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

4年に1度のワールドカップ。純粋なサッカーのレベルとしてはクラブチームレベルで行うものの方が高いかもしれませんが、国同士の戦いにはまた一味違った気持ちが入っているように見えて、非常に面白い試合が続いています。

グループリーグの最終節は、同じグループ内の2試合が同時刻に開始になっているのでさらに面白さが増しています。

特に昨日は凄い展開。

登場したのは前回大会準優勝のアルゼンチン。力のあるチームではありますが、南米予選でも7勝4敗7分と内容は別にしてスコア的には勝ちきれない形が続き、最終節で逆転して辛くも予選突破と言う形でした。南米の予選が厳しいことは言うまでもありませんが、本戦になってもどうにもチーム全体の成熟度があまり高くない印象。攻撃の連動性がそれほど高くなくいまいちな展開で2試合終わって1敗1分。

最終節勝ったうえで、もう1試合でアイスランドが負けか引き分けでないと敗退が決まるというまさに後がない崖っぷち状態。

 

対するナイジェリアは勝てば自力突破、引き分けでもアイスランドが2点差以上で勝たなければ突破できるという優位な状況。

 

試合展開はアルゼンチンがメッシ選手の今大会初得点で先制するも、モーゼス選手に決められ同点。しかし、ここからが違いました。積極的なプレス、気持ちを全面に押し出した必死な攻撃。

それが実って試合終盤に決勝点を奪い、決勝トーナメント進出を決めました。

 

選手はもちろん、采配も含めて気持ちを切り替えて最後まで諦めずに取り組む。その思いがナイジェリア、アイスランドをほんの少し上回った結果なのかもしれません。

 

このように前評判が高いチームが順当に勝つわけではないというのがサッカー、そして短期決戦のワールドカップの醍醐味。残り試合も楽しみ。

 

 

なんて書いているうちに始まっている前回大会優勝のドイツと韓国の最終節。まだスコアレス(前半途中)。勝たなければドイツは突破が難しい状況。果たしてどうなるか??