「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。
それぞれ得意なこと、不得意なことがあります。培ってきた長所、持ち合わせている短所があります。
短所を補ってあまりあるレベルまで長所を伸ばすのか、短所を埋めつつ長所を伸ばしていくのか。短所を長所に出来るように切り替えていくのか。
その取り組み方に、どれが絶対的な正解というのはないかもしれません。
私はものによると思っていますが、長所を徹底的に伸ばすにしても短所に触れもしないというのは、目的達成への遠回りではないかと考えています。
弱点克服へ
私は長い距離を淡々と同じペースで走ることは得意ですが、突っ込んで入ることや短い距離でタイムを出すのは非常に苦手です。苦手な原因は、身体のエネルギー代謝や性格というところもあるかもしれませんが、取り組む頻度が極めて低いことも影響していると考えています。
ここから秋にかけては地力をつける期間だと設定しているので、いろんなことに取り組みたい。苦手をそのままにしておくのももったいない。そこに何か新しい楽しみがあるかもしれないから。そしてレベルアップのヒントがあるかもしれないから。
というわけで、今週はポイント練習的にインターバルを2回行いました(珍しい!)。メニューは400m+100mつなぎを10本。トータルで5kmとなります。
100mの走り方如何で全体の強度が大きく変わります。つなぎの走り方は同じようにして、400mの単純なスピードを上げていくことを目的にしました。なるべく1本目から速めに動いて、粘る…のを目標に。
21日
81-82-83-84-83-79-88-83-84-87
25日
74-79-74-80-82-81-83-84-85-82
21日は街中を走ったのでカーブが90°近いところを回るのと、多少なりとも起伏があります。
25日は平坦でゆるやかなカーブのトラック的な場所。
走りやすさも影響していますし、取り掛かる気持ちも違いましたので単純な比較はできませんが、終盤のタイムの落ち込みがもったいないですが今日はまずまずの内容になったのではないかと思います。
効率の良いフォームと言うところに焦点を絞っているのですが、短い距離でもそれを応用できるように実践していきます。これからが楽しみ。
苦手意識のあるところにこそ、のびしろがあると思うのです。
「苦手意識」があると部活などでメニューを組まれる以外では、わざわざ積極的にメニューに入れようとはしない人が多いと思います。でも取り組んでも苦手なのと、苦手意識があってあまり取り組まないのでは意味が違うと思うのです。回避しがちなところに気付きが眠っているかもしれません。
学べることがあればそれは無駄には終わりません。取り組む姿勢次第でいろんな側面が見えてくるでしょう。
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