成長を加速させる可能性。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

意図的にベスト体重より少し重めでスタートラインに立った武庫川ユリカモメ(参考記事:第26回武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソン)。大会当日は昼から暑くなったこともあり、補給も走りきれる最低限で抑えていたので終わってからの喉の渇きは尋常じゃなかったです。レース中にも少し空腹を感じるほどでしたから。

 

帰宅してからの体重は見事なまでに減少。いつも私がウルトラマラソンに出場するときにはエイドも存分に楽しむので、体重が増えて帰ってくることもしばしば。いつもと違う取り組み方で、身体を追い込んだのが数字で見てとれました。

喉の渇きは翌日まで続き、2日後からは猛烈な食欲、そしてその後は糖分を欲する身体に暴飲暴食をしないように注意しながら、ある程度妥協をしながら過ごしておりました。

 

結果、スタート前同様少し重い状態まで回復。超回復って、こういう意味じゃないはずなのに(笑)。

まるで乾ききったスポンジのような、素直すぎる吸収ぶり。ここがちょっとした分かれ目なのかもしれません。

 

 

どうせ吸収するなら

身体が枯渇している状態の時は、当然ながら吸収をしようとします。その時に成長を促せる栄養豊富な食べ物を取れたら効果的に成長できるのではないかというのは誰でも想像できると思います。

その為に利用する人が多いのはプロテインですね。(これは私が使うことの多いプロテインです)

本当なら食事を出来るのが一番ではあるのですが、追い込んだ直後に固形物を食べるのは人によっては苦痛かもしれませんし、何より食卓にすぐにつくというのは難しい。手軽に最低限のものを取り入れるという意味でプロテインは有用だと思います。

 

さて、トレーニングには3つの原理と言われるものがあります。①過負荷の原理、②可逆性の原理、③特異性の原理があります。この原理に従うと、身体を成長させるには、今まで経験していなかったような強さや種類の刺激を身体に与えることが必要と言えます。違う刺激を身体が記憶することで、それに対応する必要があると身体が認識し、結果として能力の向上が期待できます。

日々のトレーニングの中でポイント練習(ここは鍛えどころ!)として高い負荷を与えレベルアップを求める日やレースなどで追い込んだ日は、過負荷の原理によると絶好のパワーアップのタイミングと言えます。

 

 

ただこの渇ききったところに、成長を妨げるかもしれないものを入れてしまったらどうでしょうか。せっかく身体の成長を求めて動いたのに、効果が十分に表れないかもしれません。

 

たとえばアルコール。私自身もビールが好きですし、仲間と共に味わうビールは格別だと思います。

「mTOR」という酵素が活性化したんぱく質の合成を促すことで、より効果的に身体(筋肉)の成長を期待できます。ところがアルコールはその酵素の活性化を妨げるという研究結果が出ています。※摂取量や個人のアルコール分解速度によって異なるともいわれています。

少なくとも「良い」というデータはあまり見たことがありません(もしあったら読んでみたいので教えてください)。

 

飲みたい気持ちはわかりますが、ポイント練習や「ここぞ!」と頑張った日くらいはお酒を抑えて、身体に良いもので満たしてあげた方がトレーニング効果を十分に生かすためのヒントなのかもしれません。

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