生だから感じられたこと。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

昨日、しあわせの村にてランニングを行いました。参考記事:不安定で安定を図る

その際に園内放送で「日本代表の合宿が行われている」という情報が聞こえてきました。

 

そんな機会は滅多にあるものではないし、タイミング的にも「これは!」と思い練習会場へ行ってみました。

 

 

生で感じること

今回合宿を行っていたのは、パラリンピック正式種目になっているゴールボールの女子日本代表。

 

ゴールボールは、3人ずつのプレイヤーに分かれます。

凄く簡単にルールを説明すると、鈴が入っているバスケットボールくらいの大きさのボールを投げゴールを狙い点数を競うスポーツ。攻守が目まぐるしく変わりますし、場面によっては、あえてゆっくりと進めるという戦略性も求められます。

 

私もテレビでは見たことがありましたが、生で見たのは初めてでした。驚いたのは迫力とスピード感。女子選手とはいえ迫力あり。

言っても公式戦ではないので、本番よりはパフォーマンスは落ちるとは思うのですが、音が凄い。そして身のこなしの素早さ。

 

ボールは重さ1.25kgもあります。

それがどこに、どんなスピードで飛んでくるのかを音だけで感じながらディフェンスをしなければなりません。自分だったら怖くて手を出したり出来ないでしょう。それを声を掛け合いながら布陣を敷き、身を挺して止めに行きます。

ボールを止めたらすかさず攻撃に転じます。ボールを投げることの難しさは見ているだけで十分に感じられました。

 

思った以上に体力も筋力も必要とされる種目。まだ本番まで2年あります。パラリンピックと言う大舞台で、思うようなパフォーマンスを発揮できるように「今」頑張ってください!

 

 

練習を見ながら、どの部位を鍛えたらこの種目に生きるのかとか、この選手はここが強くて、ここはもう少し…とか考えてしまうのは職業病ですね(笑)

でもこういう場に自分が生きる日が来るかもしれない。そうなるように、そういう日が来ても十分に応えられるように、自分を高めていく必要性を感じました。

 

 

意外な取り組み

しあわせの村では、東京パラリンピックの支援活動を行っており、トレーニング会場となることがあるようです。

 

ゴールボールのチームが過去にも合宿を行っている他、日本にとどまらずネパールのパラリンピック水泳選手の合宿を行っていたり、オーストラリアの選手団の合宿地にもなっているそうです。

どこまで公開されるかはわかりませんが、世界基準のものに触れることが出来るかもしれません。

 

知る、そして意識を高めるのに良いきっかけになりました。