自らを越える。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

あなたが今までに一番長く走った距離はどれくらいですか?時間はどれくらいでしょうか。

初めて3km走った!という方もいれば、100kmあるいはそれ以上走ったことがあるというウルトラランナーもいらっしゃるでしょう。

 

走る方が設定する大きな目標の1つにフルマラソンがあります。

そのフルマラソンを達成すると、違う刺激を求めるようになります。さらなるタイムを求めたり、違うフィールド(トレイルなど)に向かったり、とにかくファンランに特化して楽しんでみたり、距離を延ばしてみたり…

 

フルマラソンのゴールはある意味始まりにすぎず、楽しみ方は十人十色です。

 

 

 

過酷なレースに挑むランナーから学ぶ

4月末からこの連休にかけて、UTMFや川の道フットレース、萩往還マラニックといった超ウルトラマラソンが多数行われていました。期間中に走れば良いという本州縦断フットレースなどを走っている方もいらっしゃるかもしれません。私も先日武庫川ユリカモメを走ってはおりました(参考記事:第26回武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソン)。

 

その後にたまたま「mauna to mauna ultra」というハワイで行われるウルトラマラソンの様子を目にしました。

7日間6つのステージで合計250km。距離だけ見るとウルトラランナーであれば、なんとかなりそうな気もしてしまいますが、コースは過酷。海沿い(ホントの砂浜)を走ることもあれば、草原を駆け抜けたり、マウナケア火山の周辺を走ったり。どちらかというとトレイル的な要素が多い印象。特に第4ステージは標高1700mから2900mまで登って下る合計77kmものコース。単体で1日だけならまだしも、それを連続した1週間に凝縮するのですから、その過酷さは想像がつきません。

2017年のデータを見ると、完走をしたランナーで第4ステージだけで最も時間がかかったタイムは31時間0分50秒!(ーHPより。)

 

こんなとんでもない大会で上位争いをしている選手の発言で、思わず「その通り!」と思った発言がありました。スイスから参加して普段から標高が高い場所を走る経験が豊富な選手が先に挙げた第4ステージを走っている最中、

 

「自分が走っているところはもっと高い。だからこのくらいの標高は平気だ。」

 

という主旨の発言をしていました。人の身体の記憶能力を生かして本番で理想の動きをするためのカギがここにあります。

トレーニングにおいて、本番で想定されるものと同様、あるいはそれ以上のものを体感しておけば「あの時やったことは出来る」という自信に繋がります。気持ち的に自信を持てるだけでなく、身体がその記憶を残しているので強い刺激にも耐えることが出来る可能性が高まります。逆にやっていなければ、不安に感じてしまうかもしれません。人によっては知らない方が型にはまらない走りが出来る方もいるとは思いますが、それを発揮するにも土台が必要なことは明らかです。

 

 

その達成感を一緒に

ウルトラマラソンは「走る」という動作こそ同じですが、間違いなくフルマラソンとは違う種目だと言えます。だからこそその準備は重要となります。

違う取り組みだからこそ、そこから感じる苦しさ、楽しさ、人のあたたかさも独特です。そして自らの限界を超え、やりきったときの達成感。その喜びを感じる機会は完全なる非日常。こういった感覚は何物にも代えがたいと私は思います。

 

ウルトラはもう走ったことがあるという方も、違う目線で取り組むだけで全く違う新鮮な気持ちで挑むことも出来ます。

「○時間以内で走りきる」
「一歩も歩かずに走りきる」
「全てのエイドを制覇する」
「仮装をして盛り上げる」
「沿道に笑顔で感謝を伝えつづける」

 

など、自分なりの「初めて」を作ったりすることで、新たな挑戦をすることも出来るでしょう。そしてその「あなただけの」挑戦はあなただけのドラマをもたらしてくれるでしょう。

主役はもちろんあなた自身です。

 

 

私はそこで照明や大道具のような裏方として、あなたを支えたいと思います。その練習会がこちら。

初めてのあなたも!ウルトラマラソン挑戦パック presented by 相支走愛 – フルマラソンを越えた先にあるウルトラマラソン。当然身体にかかる負担も大きくなってきますが、それ以上に挑戦して得られる満足感や達成感は大きくなります。本番で楽しめる身体づくりをしていきます。https://moshicom.com/14421/

全6回の練習会を行います。上記リンクからは2回以上参加予定の方がお申込みいただけます。期間内のイベントにはお申込みいただいた回数に限り、どの回でもご参加いただけます。

 

秋~冬にかけて土台を作りたい夏場に、長い距離を走って脚を作りこみましょう。そして本番に生かせる強い脚と気持ちを一緒に作りあげましょう。

お申し込みをお待ちしております。

 

ご質問等あれば、info@soushi-souai.comまでお気軽にご連絡ください。