火祭り。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

【第36回山日YBS富士吉田】火祭りロードレースに参加してきました。

過去に参加したことのある知り合いのランナーたちには暑いと聞かされ、血祭りだとか冷やかされつつ。

ところが、天候は時折雨がぱらつく曇り空。
そして気温が20度に満たず、むしろ若干肌寒いほど。

暑さ対策ばかり頭にあったので、多少拍子抜けというか予想外の展開でした。

それでも猛暑の中走るより安全ですし、無理なく走れそうで少し安心しました。

 

富士北麓公園の競技場を出発するとすかさず上り坂。

ちょっと下ったりを挟みながらも基本は上っていきます。

そして三叉路を右折すると本格的な上り坂開始。
約5kmひたすらに上り!

時折不整地。

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雨で多少柔らかくなった足元は不安定な場所もあり、坂の傾斜も相まってなかなかハードなコースです。

でも森林の中を駆け抜けるのは、都会生活をしている方からするととても新鮮だと思います。
私は長野で数年過ごしていますので、それほど真新しくは感じませんでしたが、それでも富士山の麓を走れるというのはとても気持ちが良かったです。

 

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折り返し地点のコーンは富士山デザイン。

折り返し地点があるということは、トップ集団とスライドが出来るということなのですが、坂を駆け降りる姿はまさに「跳ぶように」走っていて、大迫力でした。
上りの走り方などもいろんなランナーのフォームを見ていて、気づきもあり非常に興味深いものがありました。

 

エイドは十分な数が設置してありました。
ただ水と塩が中心でしたので、終盤にはあったもののスポーツドリンクがもう少し多いと嬉しいなと感じました。

中盤には冷凍ブルーベリー、終盤にはバナナ、レーズンと固形物もありました。
個人的には、固形物を準備していただけるのならもう少し早い地点であるともっとありがたかったです。

 

折り返すと下り基調。
「往路はこんなに上ったのか!」と感じるほどに下りが続きます。

不整地の箇所があるのですが、足元が良くないこともあって数名数名転倒したと思われる負傷したランナーを見かけました。
慣れてないと、むしろ慣れていても難しいコースかもしれません。

再び舗装路に入るととにかく下り。

最後にはこの坂を上ることになるのですが…

 

ほとんど平地のないハードなコースでしたが、無事にゴールを出来ました。

20160829_125247.jpg今回はサポートがメインでしたので、励ましたりアドバイスを送りつつ共にハーフマラソンを走り切ることが出来ました。
完走おめでとうございます!

今月は走れてなくて不安ということでしたが、無事に「完走」を果たせたので私自身も安心しました。

 

今大会は「火祭り」という名には程遠い天候で、むしろ走りやすい環境でしたがその分コースを堪能することが出来て、とても楽しめました。

参加されたランナーの皆様、お疲れ様でした!
そして運営スタッフ、ボランティアの皆様、ありがとうございました!

 

来年以降、本気で挑んでみる…かも。