1cmの可能性。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

フルマラソンの距離は何メートルでしょうか?

おそらく当ブログを読んでくださっている方であれば即答できると思いますが、42.195kmです。

 

市民ランナーがその距離を走りきるとして、だいたい何歩くらい必要か考えたことはありますか?

 

 

1cmの影響力

ゴールまでの距離が決まっている以上、歩数に影響するのは1歩当たりのストライド(歩幅)です。

そのストライドはペースや身長、筋力などによって大きく個人差があります。トップクラスのランナーになると160cm以上にもなると言われています。

 

初心者であれば100cmを少し越えるくらいです。

ここでは100cmだと仮定しましょう。

 

42.195km(42195m)を100cmの歩幅で走り抜けた場合は、42195歩必要です。

もしその歩幅が1cm広くなって101cmになりました。そしてピッチ(1歩当たりのリズム)が同じでキープできたとしましょう。すると…

 

約41777歩に変わります。418歩(≒418m)の差がついています。

これが仮に1km6分ペースで走っていたとしたら、約150秒の違いが出ます。同じエネルギー出力で2分30秒も速くなれるとしたら、1cmの可能性は非常に大きいと思いませんか?

 

可能性を引きだす

もちろんマラソンは算数ではありませんので、そんなに計算通りに行くスポーツではありません。すでにご存じの方も多いでしょうが非常に難しいもので、自身のコンディションや実力だけではどうにもできないことも起こり得ます。

 

とはいっても、可能性は高い方が良いに違いありません。

その可能性は自らの努力で引きだせます。

歩幅を広くしようとすれば、必ず無理が生じます。ですから「広くなる」ようにしていけばよいのです。

 

身体が持つ能力を高めることで、その可能性を引きだすことが出来ると考えます。

では身体の持つ能力を高めるにはどうするか。

 

1つは身体の動きの理想と現実のギャップを埋める。そのためには今の自分を知る必要があります。

 

そしてもう1つは、今の動きを踏まえた上で可動域や筋力に刺激を入れていくことで自然と大きく動けるように導くことが挙げられます。

 

 

その両方を同時に行うのは自分では少し難しい。

というわけで…イベントを行います!

カラダカワル~楽に走るために~【ランニングフォーム診断と動きづくり】presented by相支走愛 – ほんの数十分でフォームが変わる!? フォームを「変える」ことはしません。身体の構造を考えて動きを実践していくことで身体が変わります。変化した結果、フォームも変わっていくのを体験していただく「変身」の時間です。https://moshicom.com/15372/

 

3月21日(水・祝)の午前中に行います。

まずは今のランニングフォームを撮影して、その後動きづくりを実施。変化があるかという点に注目してフォームを再度撮影します。

詳細の確認、お申込みは上記リンクよりお願いいたします。

 

 

なお先着7名様までとなっております。

ご参加希望の方はお早めにお申し込みください。

 

身体の変わる時間を一緒に共有しましょう!よろしくお願いいたします。