これぞ醍醐味。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛の野見山健治です。

 

皇后盃 第36回全国女子駅伝が開催されました。

都道府県対抗の駅伝なので、普段はチームメイトの選手が別のチームになったり高校生と日本代表選手が一緒の区間で競い合ったりと色んな楽しみ方が出来る大会。

中学生区間もあることで各世代での総合力が問われます。ふるさと選手の制度により出身地で走る選手もいます。

 

距離の適性だけでなく、走りの特徴で上りが得意な選手もいれば、下りなら敵なしという選手もいるでしょう。またメンタルの特徴で競い合うことで強みを見せる、単独走で気持ちよく走ると力を発揮する、追うことで120%の実力を出す選手などいろんなタイプがいると思います。

だからこそ、その区間配置が重要になりますし、そこまでの「流れ」が大きく結果に影響することもあるでしょう。

 

だから面白いのが駅伝。(やる側、まとめる側はとんでもない難しさでしょうけれど…)

 

序盤から中盤にかけては、目まぐるしく順位が入れ替わる目が離せない展開。

各区間にキラリと光る選手がいたことがさらに面白さをかきたててくれました。特に区間新を公言し、狙って実現させた長崎県4区の廣中選手は凄かった。気持ちの強さが何より凄いです。

 

 

 

区間によって流れ大きく変わる混戦を制し優勝したのは、14年ぶり4回目の兵庫県。

ほぼすべての区間で区間順位一桁という安定感溢れる走りを見せ、それに加えて6区~8区は全て区間賞という勢いを保ち続け、最後は完勝という印象でした。

おめでとうございます!

 

 

個人的には地元福岡が最終9区木村選手が逆転して7位入賞、そして今住んでいる兵庫県の優勝が見られて嬉しいです。欲を言えば6年間過ごした長野が入賞してくれたら…

 

なんていうまさに駅伝の醍醐味を凝縮させたような楽しみ方をさせてくれた大会、選手に感謝です。

 

来週は天皇盃 第23回全国男子駅伝が行われます。

どんな展開になるのか今から楽しみです。