「のびしろ」を活用して強固な土台を。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

私が一番力を入れているトレーニングは、もちろんランニングです。

ランニングに限りませんが、取り組む期間がのびてくるとその動きに対しては個人差こそあれど当然習熟度が上がってきます。

 

私の場合は、ウルトラマラソン(現在最長100km)も走りますので、ある程度長い時間を走っていても苦にはなりませんし、ペースを守れば苦しさもありません。

しかし、それが普段と違う動きが入ってきたら、負荷はそれより低くてもきつく感じることはあります。

 

 

違う動きは刺激になる

たとえば先日ボクササイズ的なものに取り組んでみました。

スクワットのような動きはそれほどではありませんでしたが、上体を捻る、キック動作、ジャンプなどはいつもと明らかに違う動き。

ひとつひとつは単純な動きですが、その刺激は新鮮かつ強く身体に入ってくるのを感じました。

慣れない動きは身体に強い刺激になります。

 

 

その中で「ここは心拍を上げるパートです!」と言うパートの一つが腿あげのようなランニング動作。

かなり本気で取り組んでいましたが、ランニング動作に近かったのでむしろ「楽」に感じました。

呼吸も落ち着いてしまいました(笑)

 

 

一方、ヨガ的なゆったりした動作。

ランやボクササイズのように呼吸が上がったりすることはありませんが、それでも走るよりキツイと感じることもあります。

慣れというのは本当に大きな影響を持っているのだな、といろいろな動きを取り入れると実感が出来ます。

 

 

のびしろで強固な土台を

あなたが取り組んでいる種目に専門的に力を注ぐのは、もちろん有効な1つの方法です。

しかし、やっていない動きがあるというのは言ってみれば、「のびしろ」だと思うのです。

 

今まで身体が認識していなかった信号を覚えさせることで、身体を操る能力が上がります。身体の土台が大きくなるイメージです。

 

「ろくろ」で陶器をつくるのをイメージしてください。

限られた土で高さを求めようとすると、高くなればなるほど薄くなり、強度は下がってしまいます。

しかし土台を掘り下げて、土の絶対量を増やすことが出来れば、同じ高さまでいくのは時間がかかっても強度は高くなるでしょう。

 

 

身体も同じです。

ひとつの動きに習熟することは、成長をもたらす一方でそれ以外の動きに弱く時には脆さになり得ます。

 

土台からしっかりと広げていくことで、身体を総合的に使えて強い身体を作ることが出来るようになるでしょう。

 

あなたも最初からこれはいらない、と決めつけないで、楽しみながらいろいろな動きを取り入れてみてはいかがですか?

もしかすると、成長のきっかけを掴めるかもしれませんよ。

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