JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。
先日初めてのトラックの大会に出場して実感したことがあります。
それは経験値の影響力。
初めてで勝手がわからなかったことや少し空気に飲まれるというか、周りを必要以上に意識してしまい珍しく緊張してしまいました。
それだけでなく、ペース設定や作戦、腕時計の使い方といったところがトラック仕様に出来ていませんでした。
そのため、自分が思っていた結果は出すことが出来ませんでした。大きな反省点です。
トレーニングは週に1回でも次の日は必ずやってきます。
毎日の積み重ねはその1回1回が小さなものだとしても、1年あればどれほど大きくなるでしょう。
かといって、「毎日頑張れ!」と言っているわけではありません。
休息は大切です。
ランニングを日課にしている人も、記録を狙う場合だけでなく体の疲れを考えると休む日は必要不可欠ですから。
トレーニングするとき。
目的を持って行うことに意味があります。
走り方やペース設定だけでなく、時計などのアイテムの使い方やウェアやシューズの適性を確かめることも経験。
その中で、作戦やアイテム等を変更することが必要になるかもしれませんし、取り組み方の見直しを余儀なくされることもあるかもしれません。
でも本番で失敗するよりいいですよね。
うまくいったことがあれば、それは継続すればいいですし、その経験は「ここまでは出来る!」という自信になります。
この「自信」は安心感となり自らを緊張から解きほぐし、力を出し切るためのサポートをしてくれます。
自分には何が出来るのか、何が得意なのか。
逆に何が課題なのか。
そういった点から目を背けず向かい合うことで、トレーニングが自分への経験値という財産の積み重ねになるのです。
確かに淡々と練習できる能力も凄い力だと思います。
しかし、その能力をさらに大きな効果を出すためには、こういった目標を見据えた意識の持ち方というのが重要ではないでしょうか。
他にも考え方において重要だと考えているポイントは多数あります。
もし自分が壁にぶつかっている気がしているのなら、お気軽にお問い合わせください。
何かしらのヒントを示し、あなたの力になることが出来るかもしれません。