JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。
28の国と地域が参加して野球の世界一を争うWBC(ワールドベースボールクラシック)。
壮行試合でもなかなか勝利に繋がらなかった日本代表(侍ジャパン)。マスコミの前評判や期待度も高くなかったような気がしますが、本番に入ると様々な選手が活躍し、試合を追うごとに逞しさを増していくような戦い方。
短期決戦では必要と言われる「ラッキーボーイ」的な存在として、正捕手小林選手が打撃でも活躍を見せていました。
引き締まった戦いが続き、その中で気持ちのこもった熱いプレーを見せてくれる日本球界トップクラスの選手たち。
監督未経験で周囲から不安の声があった小久保監督ですが、そんな個性派の選手を上手くまとめてきたのではないかと感じました。
あくまで見えるところなので違っているかもしれませんが。
もしかしたらその逆で、選手が監督を育てていったのでしょうか。
どっちであれ、結果としてチームが熟成していけたのなら、それは成功と呼べるかもしれません。
大会は、準決勝まで無敗で勝ち進んだものの、アメリカに1-2で敗れ残念ながら世界一にはなれませんでした。
準決勝のもう一試合オランダープエルトリコ戦もそうでしたが、勝負の分かれ目はちょっとしたミス。
こういう短期決戦ではミスをした方が負けるというような言われ方をしますが、まさにその言葉の通りになってしまいました。
確かにミスもありましたが、ここまで勝ち上がれたのはそれらの選手がいたから。
本当にお疲れさまでした。
期待と希望を持って応援することが出来て、個人的にも楽しい期間となりました。
選手個人としてのスキルはもちろんですが、ひとつの集団として思いが同じ方向に向かった時にはより大きな力を生み出すというのを見ていて感じました。
これは今回の野球に限らず、どの種目でも、さらにはスポーツに限ったことではありません。
何かに1人ではなく複数人で取り組む際には、目標の共有をすることでより大きな波を作り出したいと改めて感じました。
今後のランニング面でも生かしていける面でしょう。
そんな裏(?)で行われていた高校野球春のセンバツ。
私の出身校が出場していました!
仕事で見にいくことは出来ませんでしたが、私の同級生が現地にて応援していたということで画像を送ってくれました。
ひとつのボールを追いかけ、勝利に向かって懸命に闘う姿は輝いています。
そんな姿を見るだけでも楽しいですが、さらに嬉しいことに見事初戦突破!
このまま思いを1つにして、次もいい試合を見せてほしいところです。
現地に行きたくて仕方がない野見山でした。