セルフマネジメント。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

日々生活をする中で、気分が上がったり下がったりするのは必ず誰にもありますよね。

 

「病は気から」という言葉があります。

病は気からとは、病気は気の持ちようによって、良くも悪くもなるということ。ー故事ことわざ辞典

wp-1468652164916.jpeg

私は体調を崩しても熱をはかるのは「どれくらいまで上がったかな?」と楽しみな時だけです(笑)

仮に微妙な時に検温すると「微熱あるわ…」と病人であると自覚してしまい、ダウン確定です。

だから気にしません。(おかしいなと思ったら病院の受診をすることをお勧めします。)

病気に限らず、この絵のように、気分が晴れやかな時はノリに乗って青々と繁り、陰ってしまうと枯れ果てたような感覚になることもあるかもしれません。

どうせなら気分が上がった状態でいたいですよね。

では乗って行くためにはどうすれば良いか。
1番のオススメは、

適切な目標を置くことです。

 

ちなみに私が考える適切な目標とは…

  • 達成の可能性が考えられるもの
  • 具体性のあるもの
  • 何より「達成したい」と心から思えるもの

 

可能性が考えられる、というのは出来ることではなく「出来てる自分が想像できること」である必要があります。

極端な話、50歳を過ぎて運動を始めた方が「ウサイン・ボルトに100mで勝つ」というのは「夢」ではあっても目標としては適切ではありません。

 

夢と目標は違います。

 

頑張れば手が届くかも…という辺りの目標を設定する。
そして達成という成功体験を繰り返すことで「自分はやれば出来るんだ」と覚えます。

この成功体験を実感することが、モチベーションを維持する大きな役割を果たします。

大きな目標しか立てないと、失敗してしまった…という経験が積み重なり、負の思考に入ってしまう危険性があります。

もちろん大きな目標を掲げるのは大切ですが、そこに向かうための段階的な小さな目標を持ち、達成を繰り返しながら上に向かう方が継続する気力も湧きますし、楽しく取り組めると思います。

また、目標は具体的なものが良いです。

「痩せるぞ!」よりも、

「来月の同窓会までに2kg痩せるぞ!」

のように、いつまでに、何をするのかを明確にすることで、自分が取るべき行動もはっきりしてくるのではないでしょうか。

最後に、「自分が達成したい」と思えるか。

誰かに言われたからやるでは、一時的に負けん気で取り組めたとしても、長い期間続けることは難しくなるでしょう。

こうなりたい!という理想は少なからず誰もが抱いていると思います。
その想いを形にするためには、努力は必須です。

努力を楽しく続けられるように、このような考え方を提案します。

 

トレーニングなどにおいても、上手く行くことやそうでないこともたくさんあります。

それでも「走らなくてはいけない」ではなく、「今日も走れて嬉しい!走りたくてたまらない!」となる方が一人でも多くなると嬉しいです。