出来る事をやりつくす。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

今週末に控えている大会に向けて、ペーサー全体でもいろんな準備をしております(参考記事:ペーサーも上を目指す)。

 

もちろん個人的にもしっかり調整。

少し前ですが、この日は35kmほど本番を想定した展開で走ってみました。
かなりペースが身体に染みついてきたと思います。
自信を持ってスタートラインに立てます。

 

 

あとは体調管理と暑さ対策です。

個人的にやっていること

1週間前にもなると、走力が劇的に上がるなんて奇跡はもう起こらないと考える方が良いでしょう。(『精神と時の部屋』なんてあったらなぁ…とかね)

 

実際には、ここまで培ってきたことをどれだけ最大に近い出力で発揮できる状態を作るかということに注力するのが自然だと思います。

 

そのために私が個人的に、日常的にそしてレース前には特に意識をしていることを簡単にリストアップしようと思います。

効果があるとされている方法は数多くありますが、「全てやらなければならない」と感じてしまうとそれ自体がストレスになってしまうので、比較的簡単に取り入れられそうな形で挙げていきます。

 

 

まず体調管理に関しては、疲労をできるだけ残さないこと。
風邪をひいたりしないというのは当然ですが、普段の生活においても疲れは必ずあります。どれだけそれを減らしてスタートラインに立てるか。

 

たとえばストレッチやケアなどを行う時間をとること。

毎日スマホ見たりしてるはずですから、同じようにストレッチやケアをする時間も取れますよね。歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」くらいを目指して。

 

どういう風に時間を作るかは、あなたの工夫次第です。

 

 

そして睡眠もとれるようにしましょう。
どうしても時間が確保できない方も、より深く眠れるように眠る前にお風呂に入る、寝る前に頭を働かせる状況を作らないなど工夫は出来ると思います。

 

 

次に食事ですが、可能な限り「普段通り」の内容。
カーボローディングなど特殊な方法もあり、理論を十分に理解するとともに自分の身体のことを知っていれば大きな効果を発揮します。それでも失敗のリスクはありますし、お腹が強くない方はそれによって体調が崩れることもあります。

それであればなるべく食べ慣れたものがいいでしょう。
エネルギー不足が不安な方は少し炭水化物(主食。糖質類)の量を増やすくらいの気持ちで、ストレスなく調整することをオススメします。

 

 

また暑さに備え、塩分と水分を摂ること。
手軽なのは汁物を積極的に活用すること。お味噌汁、スープなどもいいですし、麺類などもいいかもしれません。お漬物などを添えるのも手軽にできますよね。

食欲があまり…という方は汁物に海藻類などを入れてみましょう。それほどお腹にたまらず、ミネラル分などを補うことが出来ます。

 
なぜ汁物など食事を中心かというと、もちろん水を直接飲むことが効果的ではあるのですが、水分を大量に積極的に摂るのは苦痛の場合や難しいこともあるからです。それが苦痛になると継続は出来ないので、食事の中で対応できると気楽にできるのではないかと考えています。

 

余裕があり、好き嫌いやアレルギーが無ければ、ナッツ類がオススメです。
ミネラル分は足攣りなどの予防も期待できます。

 

装備品も確認を

ウェアやシューズ、その他身につけるものはそれぞれ異なると思います。着用しても問題が無いかという道具の状態と身体との相性などは絶対に確認をしておきましょう。
当日新品を使うというのは、予想しない擦れや不快感などに繋がりかねません。事前に確認をしておいた方が間違いはないでしょう。

 

今回の場合は日差し(暑さ)対策も重要かもしれません。
キャップをかぶったり、ウェアの色、材質、丈の長さなど自分なりに考え抜いて準備をしておきましょう。

 

長袖は直射日光を遮ることができる一方で暑さは感じやすくなります。
アームカバーのように外したりできるようなものは、時にまくったり、エイドで濡らすことで体温を逃がすことが出来るかもしれません。

とにかく風を感じたいという方は袖が短い(ない)方がいいでしょう。

 

色の効果も集中力向上だったり、興奮状態に持って行ったり、リラックスしたり、元気になったり…などいろんなものがありますので、自分の気持ちに合ったものを取り入れると楽しくなりますよ。

 

それぞれの効果は一概には言い切れないので、試してみて「自分に合った」と思うものを選んでみましょう。

 

終わった時に「こうしてればよかった」と感じてしまうのが一番もったいない。
たとえ失敗に終わっても「やりきった」と思える準備を進めましょうね!


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