その枠にとどまらない。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ランニングシューズがさまざまな技術を搭載していく中で、もっとも(一般的な)世間の注目を浴びているのは間違いなくNIKEのアルファフライネクスト%(参考記事:シューズの戦い)。(※ランナー目線ではこの限りではありません)
厚底=NIKEと思っている方も多いかもしれません。非公認ながら2時間切りをしたキプチョゲ選手や日本記録の大迫傑選手が履いているシューズであれば、(特に日本の)メディアはこぞって扱いますからその注目度も納得です。

 

新たに発売

今回、そのアルファフライのトレーニングモデルとして「エアズームテンポネクスト%」が発売されることがわかりました。

アルファフライ同様ソールにプレートは内蔵されるようですが、カーボンではなく合成素材を使用することで柔軟に仕上げたとされています。また踵の構造に手を加え耐久性も向上させつつ、クッショニング・反発性も高めている。これまではペガサスターボがトレーニングモデルという位置づけでしたが、それにとって代わるかもしれません。

 

 

8月27日から発売されるこのシューズの購入は公式HPやNIKEアプリなどから可能で、価格は2万4200円(税込)とのこと。
トレーニングモデルとされていますが、レースにも使うことは出来ますし高機能のシューズであることも予想できます。その点を考えると、3万円を超えるアルファフライやヴェイパーフライと比較しても選択肢としてアリなのかもしれません。

 

それにしてもNIKEは手を緩めないなぁ。ユーザーからしたら、懐が温まる隙さえ与えてもらえない状態(泣)

 

 

「このシューズが無ければ走れない」というのは速く走れるようになったとしても身体の退化だと私は考えます。このシューズを履きこなし、自分の後押しをしてくれるツールにするには日頃の積み重ねが必須ですからね。
履けば速くなるは間違いですから!言うまでもないかもしれませんが。