前へ進もう。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

真夏の酷暑。例年秋のマラソン大会を見越している方にとっては、この時期の走り込みはある程度必要。しかし、ここまで暑いと危険。しかも大会そのものもないし…なんて人多いはず
中には工夫を凝らして開催予定の大会もありますが、圧倒的少数。早く以前の「どこにエントリーしよう?」というぜいたくな悩みを抱えられる状況になったらいいのにと思います。

 

目標がないうえに暑いからとせっかく積み上げてきたものを完全になくしてしまうのはもったいない。練習量がゼロになると戻すのにも時間がかかりますから、適度に走って土台は保っていきたいですね。

 

一度は行きたい防府

「防府読売マラソン」。
マラソンの経験を重ね、ある程度記録を意識するようになってきたランナーであれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
西の防府、東の大田原と時に呼ばれる(ことがある)制限時間のハードルが比較的高いながらも市民ランナーが参加可能な大会です。いずれも現在の制限時間は4時間以内(フルの場合)となっており、シリアスランナーのステータスの1つと言えるかもしれません。

 
長野に住んでいた頃、大田原には参加しました。あのスタート前のピリピリとした緊張感は独特。大型の都市型大会では味わえない感覚でした。レース直後に泣き崩れたのは後にも先にもここだけ。印象に残っています。ちなみに大田原は2022年まで休止が決定しています(参考記事:なくなる?)。

 

そして、近く出てみたい候補の1つとして、年末に行われる防府マラソンを考えていました。

2016年大会。私の中で防府=川内優輝選手。

 

その防府マラソンも新型コロナの影響で開催がないのかなと思っていたら、開催の方向とのこと!

 

ただ例年だと約3500人ほどの参加者を、約10分の1の400人にまで絞るようです。
参加のカテゴリーは招待選手、実業団選手、山口県在住の一般ランナー、防府市在住・勤務・在学の一般ランナー、IPC登録(視覚障害を持っており国際パラリンピック委員会登録の競技者)という大きく5つに分けられます。というわけで、今年は私は無理です(笑)

 

 

招待・実業団選手に限定したことで、ある程度追跡も可能になります。県外からの移動が生まれないようにすることで、不必要なリスクは回避できる可能性が上がります。
各大会が中止を余儀なくされている中、開催をするための苦渋の決断であったと思いますが、なんとかその意図を汲んで無事に開催が出来たらと思います。

 

参加者にはコロナウイルス対策の一環で、大会一週間前から健康状態把握のチェックシートや行動記録などの提出義務を求めるようです。
コース上での沿道の応援にも「自粛」が求められます。あとはその意図をしっかりと受け取り、それに沿った行動を出来るかどうかです。

 
通常の開催もそうですが、こういう非常時も周囲の理解と協力が無ければ大会は成り立ちません。来年以降、そして他の地域の大会のためにもここは成功してほしい!皆様の協力が必要です!

 

 

少しでも良い状態で開催にもっていってほしいと思います。選手は場があるということで、練習の成果と思いをぶつける場に!

 

そして周囲の人にとってもちょっとでも前向きな情報が少しでも増えるように。