今自分に問う。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

ちょっと話が変わります。昨日触れたウォーキングとランニングに関しては、明日改めて扱います(参考記事:2つの技術)。

 

 

スポーツメーカーの大手アシックスが、新型コロナウイルス感染症の大きな影響を経てのランニングに関する意識調査をした結果を発表しました(公式HPより)。

調査は、世界12か国の週1回以上は運動をするという18~64歳の一般人1万4千人が対象となり4月~5月の期間で行われました。

 

その結果を見て興味深かったのは、コロナ以前から運動をしていた人のうち36%が以前よりも活発に身体を動かすようになったということ。
そのうち81%は頭がスッキリしたと感じていて、79%の人はランニングや運動をすることで気持ちが晴れたことを感じていました。さらに65%の人は精神面でのメリットを感じていたようです。

 

単純に身体の健康のために運動をするだけでなくて、精神的にもその効果を実感できたようです。自分の中で、身体や体重など目に見えるものや内面の変化を感じられれば継続したいと思えるのは自然なことかもしれません。

 

ただ全体的に日本の数字はその他の国に比べると、コロナの期間中にランニングを始めた割合が高いのに対して、精神的なメリットを感じている割合が少ないというデータも見て取れました。取り組み方や環境が影響しているかもしれません。
いきなり始めたことで怪我をしてしまった人も少なからずいますから、向かい合う姿勢は関係していると考えられます。
 

 

痛めてしまった人を増やさないように、少しでも役に立てれば!もし身の回りにそういう人がいらっしゃったら一度お話聞かせてください。

 

 

コロナが拡がってからランニングを始めた人の62%は、今後も継続したいと考えています。

一方で、目標にしていた年内の大会等の開催中止が決まって、「モチベーションが…」と感じている人は多く見受けられます。

 

今自分が何のために取り組んでいるのかという根本の部分を見つめ直す時なのかもしれません。
見つけられれば強固な土台として背中を押してくれることでしょう。

 

 

あなたは今、何のために取り組んでいますか?