自己投資の形。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

昨日の練習会に関する記事の中でstravaというアプリについて再び触れました(参考記事:今後の練習会について)。

私は今まで単なるデータの連携ツールとして使っていたのですが、一人で走る形を余儀なくされたこの2~3か月間で、楽しむためのツールに変わっていきました。特にその中のセグメント機能がお気に入りで、自分や誰かの記録を抜いたり、抜かれたりと、ゲーム感覚でさまざまな挑戦をしていました。

 

 

そのstravaにおいて、機能が大幅に変わるというリリースが!

 

いや、機能が変わるというよりは使える機能が有料(サブスクリプションと呼んでいる)と無料の場合ですみ分けをして、今までの無料の機能の一部が絞られるようです。

変わる機能

stravaが強調している基本スタンスは、ユーザーであるアスリートが必要とする機能を提供して、その対価をユーザーに請求するという形。至極当然ですね。欲しいものを買うにはお金を払うということです。

 

 

かといって、無料ユーザーを切り捨てるようなこともないようです。
今までのデータは見ることができます。これがなくなると無料アプリでいいやという人は確実に離れるでしょうからね。その点過去のデータを人質にとるような形でなくて安心しました(笑)

 

 

では何が変わるかというと…一番大きいなと感じたのはセグメント機能の変化(お気に入りだから)。
 

 

今まではセグメント(あらかじめ設定したコースのこと)上を通ると自動で記録がランキング化され、自分の順位などを確認することができました。それがこれからは「全体・女子上位10名のみ」の閲覧になるとのこと。これによってフォローしている友人や年齢・体重別のランキングは見ることができなくなります。
またエフォート(そのコースを走った時の負荷など)分析など詳細データを見ることは出来なくなります。

 

あとはアップデートに伴い、明らかに異常な数値は排除されていくようです。(私自身コースの特徴を得ようと車でデータ分析に行ったとき、設定を変えておらず「バイク」のまま速いタイムをたたきだしてしまい、英語で「この卑怯者が!」みたいにののしられたことがあります…こういうデータがランキングから排除されることで正確なものになっていくのだと思われます)

 

 

またルート作成機能も有料のみになるようです。ここで検索・作成したルートはGPS時計と同期をすることができるようになり、使いやすさや新たなコースの発掘という面で楽しみな機能といえます。

他にはGAP(コースの特性などを踏まえた強度の補正)がアプリで確認できるようになるようです。他にもいろいろありますが、詳細は公式HP(https://www.strava.com/subscription/whats-new?btn=1VYMwWeYrcyESMWsdA7qaV&par=1j04LtpJLsMmFYcuYm5dIt)をご覧ください。

 

 

料金は年間プランの場合6300円で月額525円になる計算。ちなみに1月ごとの場合は800円ですから継続するなら断然年間プランですね。

 

ちょっとこだわってトレーニングをしたい、成果を見ながら分析をしたいという方は使いこなせればさらに意味のあるものにできるはず。モチベーションを高めるためにも、自己投資の一環として検討の価値はあると思います。

 

 

とはいえ、無料でも今まで通り記録は出来ますし、私が楽しんでいるセグメント機能の一部は使えるようですから、シンプルでも構わない場合にはそのままでも満足できるでしょう。

とりあえず60日間はお試しができるようですから、すでにstravaを使用している方は試してみてはいかがでしょうか。(期間内の変更を忘れずに!)