成長のカギ。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

暦の上での大型連休は今日6日で終了。緊急事態宣言自体は今月末まで延長をされましたが、明日から動き出すところは少なからず出てくるでしょうね。
さて、この連休(?)は元々予定されていた長期休暇だった方も、やむを得ず休業状態になってしまった方、意図的に活動を自粛して出来るだけ自宅で過ごされた方…さまざまでしょう。

その努力が早く形になれ!叫びたいくらいです。

 

 

その自宅での時間を「おうちで過ごそう」ということで、普段はやらないことにも取り組んだ方は少なくないのではないでしょうか。

 

その過ごし方に色を加えるために、いろんなジャンルの方がさまざまな動画サイトでトレーニングやダンスなど身体を動かす題材を提供していました。
驚いたのは、必要なものを買いに近くのショップへ行ったときに、フィットネス関係の棚がほぼ空状態だったこと!

 

きっとそういう情報にも触発されて、運動不足を何とかして解消しようという気持ちが表れたんじゃないかと思います(単に仕入れが間に合わなかっただけ?)。
ともあれ、どんな形でも他のことを行うにしても、身体を思い通りに動かせないと存分に取り組むことは難しくなります。

そういう意味でも、(予想通りだとすれば)すごくいい傾向だと感じました。

 

これが一過性のブームにならないように…
そしてその道具が家のオブジェにならないことを願うのみ…
 

買って数回使って部屋の端っこに追いやられるケースは、あるあるですからね(経験談)。

 

身体の可能性

トレーニングで一番わかりやすいのは筋力などの向上でしょう。たとえば「プッシュアップチャレンジ」なるものが行われていたようですが、その中で行う腕立て伏せ。
比較的知名度も高くシンプルなトレーニングです。こういうシンプルな動きは、繰り返していくうちに最初と比べて回数が増えてきたり、より深く動かせたりと変化を感じやすい運動です。それは筋力が上がってくることに関係しているといえるかもしれません。それを実感できると楽しくなってきますよね(そこまでが少し大変ではありますが)。

 

一方で、腕立て伏せで鍛え上げた筋肉をそれ以外の動きの時にうまく使いこなせるかというとどうでしょうか。そこには運動経験や体への神経伝達能力が関わってきます。そのため回数の向上が見られたすべての人にとって動きの質の向上に繋がるとは一概には言えません。

 

 

身体って深いし難しい。でも楽しい。

 

私自身が目指すところもそうなのですが、相支走愛を選んでくださるクライアントに提供したいのはこういった「使いこなす」ための筋力であり技術です。

 

以前の記事で、身体のメンテナンスによって可能性を拡げていきたいと書きました(参考記事:今だからできることを)。

 

いろんな刺激をうまく受け入れるための土台を整えるためのメンテナンスをする。そしてそれを生かす刺激を入れて、動きや負荷に慣れていく。このサイクルが身体の可能性を拡げることを意味すると考えています。


先に腕立て伏せを例に挙げましたが、腕立て伏せ一つとっても手をつく位置や手の角度、目線、肘の方向など少し変えるだけで全く違ってきます。

やり慣れてしまうと、複合的に動く部位への刺激が弱くなってしまいます。ここへの刺激を効果的に入れていくことが重要です。

 

そのためのひとつのカギは「不安定」といえます。

たとえばバランスボールを使ってやってみるとかは不安定さを感じるには近道です。

 

ツールがなくてもできる運動も多いですが、不安定を求めすぎて変な姿勢で行うと怪我のリスクが高まってしまう。そこが難しいところですね。

 

 
その辺で迷う場合にはプロのトレーナーに頼ることをオススメします。トレーナーは安全に、そして効果的に行えるように導くプロフェッショナルですから。

 

今はトレーナーを探すことは簡単です。でも、あなたに合うトレーナーを探すのは簡単ではありません。
いきなり決め打ちするよりはお試しでやってみるくらいの感じがいいかもしれません。

 

諦めずに探せばきっと出会えます。
迷ったとき、候補の一つに相支走愛も加えていただけると幸いです。とりあえずやってみようかな?と思われる方はお話を聞かせてください。

相談だけでも構いません。まずはinfo@soushi-souai.comまで。