冬至を過ぎてからが寒さのピーク。

JRTA(日本ランニングトレーナー協会)認定ランニングインストラクターの野見山健治です。

 

今日は冬至ですね。

冬至は北半球では最も昼が短く、夜が長くなる一日とされています。

 

それだけでなく、この日を分け目にして運気が上向きになってくる縁起のいい日と言われています。

ここから気温が最も低い冬本番を迎えてくるにあたって、その寒さを乗り越えるために夏に採った南瓜を保存して大切に食べていたのです。

 

かぼちゃは厄除けとされていただけでなく、一定期間保存することで栄養分を増やして風邪予防などにも効果があります。

厄除けと栄養面、また長生きのための食材とされているので、今でも冬至にかぼちゃを食べる風習が残っているようです。

 

地域によってはこんにゃくや小豆を食べることもありますね。

 

ちなみにそのほかにもれんこんやにんじん、ぎんなんなど「ん」のつく食材は「冬至の七草(七種)」とされて縁起がいいだけでなく、栄養面も優れています。
※かぼちゃも「なんきん」といいます。

 

 

食生活だけでなく、冬至の特徴としてはゆず湯がありますよね。

「冬至」と「湯治」をかけて、ゆず湯に入れば融通が利くという語呂合わせから始まったという説があります。

 

語呂だけでなく、実際に体が温まり血行など代謝も良くなるので風邪の予防にもなります。

 

香りでのリラックス効果も得られます。

この強い香りが邪気を払うとされていたという説もあります。

 

縁起の面と物理的な寒さ対策という意味が込められている現在の冬至の風習。

今日の冬至を過ぎたら、これから日の長さは少しずつ延びていきますが、寒さのピークはこれからです。

 

寒さ対策をこの日だけで終わらせるのはもったいない。

身体が温まる効果のある食材などを効果的に用いて、元気に冬を越していきましょう。