大切にしたい思い。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

明日はMGCシリーズの本当のファイナルである、びわ湖毎日マラソンと名古屋ウィメンズマラソンが行われます。
残念ながらウィメンズの一般の部は中止となり、エリートの部だけとなってしまいましたが…

 

びわ湖に関してはエントリーできる人がそもそも速い人だけなので(フルの場合2時間30分以内の記録を持っている必要がある)、このように急遽走れなくなってしまう人はいないはずです。

 

 

(今日はマラソンに関してだけ触れますが)名古屋ウィメンズだけでなく各地のマラソン大会が中止という判断を余儀なくされています。
その点明日の挑戦者は走る場が与えられているわけですから、存分に力を発揮してほしいと思います。(開催を決めたのは選手ではありませんから、走った選手を非難するなど論外です)

 

 

そんな出場選手の中で、知名度は国内トップクラスともいえる川内優輝選手。
今回びわ湖毎日マラソンへ出場をするのですが、その事前の会見でのコメントを記事の中で扱われておりましたが、素晴らしいと感じました。

 

 

「この状況で走れることに感謝したい。”ありがとうございます”の思いを込めた走りをしたい。僕も昨年まで10年間、高校の方で勤務していた。卒業式も迎えられないという人もいて凄く嫌な社会情勢だと思っている。そん中できることは最後まであきらめない、1秒でも早くひとつでも上の順位でゴールする走りを見せること。陸上に限らず、今あらゆるスポーツにできることがある。(陸上をしている学生には)間違った情報や正しい情報が入り混じる中、自分で判断する力、考える力をこれをきっかけに身につけて欲しい。マイナスをプラスにできるような機会にしてもらえればいいなと思っている」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00010000-wordleafs-spo&p=3

普段から本当にいろいろと考えているんだなと感じさせられるコメントが多いのですが、プロという立場の選手がこういう発言をしてくれる(そして彼は体現してくれる)のは意味があります。

 

自分だけで出来ることはない。周りに、関わる方に、影響を与える可能性がある人々への感謝を抱く。
こんな状況の今だからこそ、いちばん必要な気持ちなのではないでしょうか。

相支走愛もシャツに「すべての人に感謝と笑顔を」というメッセージを入れていますが、こういう思いを抱くランナーは大歓迎です。
いつでもお越しください。

 

出来ることはある。どんな立場でもきっとある。
探す。作る。

やってみよう。

 

 

明日の午前中は応援せねばー!