だったらやめてみよう。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

どうにも身体の調子が良くなかったり、感覚がかみ合わなかったり、そもそも気持ちが乗らない日などありませんか?

いろんな場面で様々な人と絡み合って生活をしているわけですし、自分自身の体調などもあります。少なからず調子の良し悪しというのは経験されていることでしょう。

 

では、そんな「乗らない日」にどうするか。

 

仕事は「気分乗らないっす」と休める文化はさすがにありません。でもトレーニングなら別。

 

  

やりたくないときやらなきゃいい!

 

端的に言うと、私はそう思います。

休んだら不安はあるかもしれません。でもがむしゃらにやって、動きのバランスを崩してしまうとそれこそ長引きます。
だったらいっそ休んで、気持ちを切り替えて動きたくなったら動こうという気持ちのゆとりはあってもいいでしょう。

 

 

 

脳はいろんな場面と感情など経験を組み合わせて記憶します。特にネガティブな記憶にはその傾向が出てきます。

たとえば、嫌な思いや怖い思いをした場所や音楽、一緒にいた人や食べ物などを合わせてしまうのです。そのうち1つが出てくると「あの時の…」とフラッシュバックするような経験、ありませんか?

 

 

嫌な気分(集中できない状態)で走ると、走ること自体を楽しいと感じにくくなるかもしれません。
そうなるとトレーニング効果にも十分なものを期待することが難しくなります。変な身体の状態で無理に動くとどこかに歪みが出て、違和感などで形になってしまうこともあります。そうなると、さらに動くことが億劫になるという負のスパイラルに入り込んでしまうことも考えられます。

 

そうならないように出来る「前向きな」作戦のひとつです。気持ちの面でのアクティブレスト!

 

 

 

ただ中には、習慣として走り続けることで自ら切り開けるメンタルの強い方もいらっしゃいます。でも、それは簡単ではありません。

 

 

だからこそ、思い切って休んで気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。身体を動かしたくて「うずうずする」ときに走ると、案外あっさりと不振を脱却できるかもしれませんよ。

 

それでも難しい場合は、練習の目線を違う角度にしてみましょう。違う取り組みって何?といまいち思いつかない方はご相談ください。

 

日々の練習も楽しみながら取り組めるように、工夫をしてみてくださいね。