触れてわかること。

「理想の姿」に向かって共に歩むパーソナルトレーナー、相支走愛(神戸)の野見山健治です。

 

昨日のラグビー観戦の移動時に、電車内の吊り広告で知ったこと(参考記事:流れに乗る)。

それは車いすバスケの大会が開催されているということ!

 

時間も一部ですが行けそうだったので、行かない手はない!
ということで、「皇后杯 第30回記念日本女子車いすバスケットボール選手権大会」を観戦してきました。

試合を見ろ(笑)

 

3位決定戦のWingとBrilliant Catsの対決。
声や音を肌で感じられるのは生だからこそ。その迫力は女子でも凄い。決勝は日本代表候補が双方に複数名いる対決だったので、本当に見たかった…

 

3位決定戦が終わるまで観戦をすると、実際のコートで希望者ができる「体験」コーナー。

車いすバスケの車いすに体験で乗る!

車いすバスケの車いすに乗ることができます。当然やります!

 

その体験コーナーには男子の代表候補(選出確実??)の秋田啓選手と村上直弘選手が来てくれていました。

秋田選手、村上選手を「代表選出確実」と紹介するMC

デモで軽く動いてくれたのですが、そのスピード感に圧倒される。アスリートはどの種目でも凄い!

 

凄いなんて言ってるだけじゃなく、トレーナーとしてそういう場面でも役に立てるようになっていかなければならない。
それと同時に「やっぱさすがやな」という動きができる状態にはしておきたいと改めて思った。

 

肌で感じる

体験はただ乗ってコースを回るような感じかなーと思っていたら、スラロームを抜けてボールを受け取り、シュートを打つという「ちゃんと」したもの。ちょっと難易度高くない??(笑)

 

実際に車いすに乗って操作をすると、思ったより小さな力で進めることにまず驚き。
もっと力がいるものだと思っていた。そしてカーブをしたりするときの左右のホイールに触れるのも軽くで動ける。スピードに乗ったりすると勝手は大きく変わるのだろうけど、こんなに軽いことに驚いた。

 

スラロームも曲がれた。ちなみに村上選手はホイールに触らずに体幹コントロールだけで曲がることができていました。頭では「こういうことかな?」と想像は出来るけど、実際に出来る意味が分からない!凄すぎる。

 

最後はボールを受け取ってシュート!

 

のつもりですが、リングにかすりもせず(笑)

シュートは大人も子供も四苦八苦。入った場面を一度も見ず(笑)


脚が使えないから当然反動も使いづらい。ゴールが高く感じるだろうなぁというのは考えていたけれど、想像をはるかに超えた。

 

これは想像以上に難しかった。あと2~3回やってみたかったな。
3ポイントなんて、どうやったら届かせられるのかもう全く分かりません!

 

 

でも操作したり触れたことで、その難しさや凄さというのが少しだけわかった気がした。
やはり「きて、見て、触って」と昔CMであったけれど、実際に触れて初めてわかることがたくさんある。

 

少しの時間だったけれど、行ってよかった。

代表戦もだけれど、男子の試合も見てみたい。他の種目もきっと面白さ、凄さに気が付いていないことがたくさんあるはず。

機会があれば、どんどん触れてみたい。そして力になれる方法を探して作り出したい。またやりたいことが増えてしまった。